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猫のせいで編み物を販売できない飼い主の葛藤

皆さんこんにちは。
3匹の猫に囲まれて編み物をする幸せな50代主婦しろいふとしです。

 

好きな編み物をして、その周りには猫たちが丸くなっていて…。
ああ幸せ。

 

なんですけど…。

そんなに作ったって

編むことが好きなので、特に必要無くても編んじゃいます。
そうすると、作ったものがたまります。

 

そんなにすぐ痛むものでもないので、捨てるわけでもなく。
徐々に増えていきます。

 

家族にあげたものもありますが、やはり数は減りません。
だって次のをまた編みたくなっちゃいますものね。

 

増やしたくない。
でも編みたい。

 

さてどうしよう。

売ればいいけど

娘たちが「販売したらいいよ」と言ってくれますが、なかなか難しい。

 

幸い布製品の小物たちは委託販売でたまに売れています。
だからそこに編み物も並べればいいだけ。


なんですが、布製品と編み物は使用する素材が違います。

 

一方は布。
そしてもう一方は毛糸。

 

ここで問題になるのは猫たちの抜け毛です。
取っても取っても、猫たちの細い毛がいつの間にか静電気で付着してきます。

 

布製品の場合は、作成中も完成してからの仕上げでも、粘着テープで抜け毛をしっかり取り除きます。


粘着テープを何度も新しく切って、ぺりりぺりりと張って剥がし。
作品の表も内側もきれいになるまでぺりりぺりり。


地味にめんどくさい作業。


でもきちんと仕上げれば、猫の毛も埃もないスッキリきれいな仕上がりになります。

 

ところが編み物はそうはいきません。

 

1本の糸を編み棒に何度もかけたり引き抜いたり。
糸を手繰り寄せる動作は数えきれないほど繰り返されます。

 

静電気のせいなのでしょうが、毛糸にくっついてくる猫の毛の量は布製品の比ではありません。

 

そもそも「毛糸」は「毛」で出来た「糸」ですもの。
気付かないうちについた猫の毛はそのまま一緒に編まれていっちゃいます。

 

編みこまれていった猫の毛を、作品が完成してから取るのは難しい。
そもそもどれが猫の毛で、どれが毛糸か分からない。

 

やめたやめた。
無駄な努力です。

編み物は趣味

だから編み物の場合は、最初からあきらめて一切猫の毛を取りません。

 

売らないんだったらこれで良し。

 

しかし…。

 

縫い物も好きだけど編み物はもっと好き。
好きなことは自然とやりたくなります。

 

やったら増えちゃう…。
もうあげる人もいないのに。

 

売れるんだったらな。
やる気も出るし、在庫もたまらんし、収入にはなるし。

 

ああ、売れるんだったら…。

老後の手慰みとしては、一番の好循環を猫の毛がぶった切り。

 

仕方がない。

 

猫は癒し。
編み物は趣味。
布製品は販売。

 

それぞれ独立しちゃってるけど、これはこれで幸せだし。

 

ああしかし。
毛糸が可愛くって編んだけど、絶対自分じゃつけないだろうハンドウォーマーが完成。

 

見れば見るほど、これをどうしたらいいかと思い悩みます。

 

まんべんなく猫の毛がついているので売れません。
自分の分はもう別にあるので使いません。
娘たちには「かわいいけどいらない」と言われました。

 

後はタンスの肥やしにするしかなさそうです。

 

あーあ、可愛くできたのにな…。

 

そう思いながら次の作品を編み始めた主婦ふとし。
「これは自分で使うから…。」
そういい訳をしながら、猫の毛を編み込みつつコツコツもくもく。

 

宝くじが当たったら、猫のいない作業部屋をどっかに借りよう。

 

そんなことを思いながら今日も作業です。

【過去記事】
猫と一緒にコタツに入って編み物をするのが幸せなのです♪

siroihutosi.com

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