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猫に見下ろされてのご臨終を希望ですが…

こんにちは。
50代主婦しろいふとしです。

 

いろいろあって遅れましたが、昨日やっとコロナワクチン4回目を接種しました。
過去3回とも体調不良が伴いましたので、今回も同様と覚悟しております。

 

前回とは違うワクチンなのね

病院で看護師さんが言うには
「今までと違って新しいワクチンなので、何か体調に異変があればすぐ言って下さいね。」
とのこと。

 

そうか、オミクロン株対応だからかな。

 

でも、そういうこと言われちゃうと素人はますますおっかなびっくりで、病院での待機時間もハラハラしながら待合室のテレビを見てました。

 

そうこうしているうちに時間が過ぎ、ほっとしながら帰りました。
取りあえず、接種直後の急変はなかったので一安心です。

 

24時間経過後からの24時間

前の3回がそうだったのですが、ふとしはワクチン接種後、約1日程度を普段通りに過ごします。

 

そうして
「何だ副反応もう終わり?大したことないじゃん。」
などと油断しているあたりから頭重感、倦怠感、めまいなどが始まります。

 

安心させてからの副反応、約1日。
ちょっと嫌です。

 

で、今回は最初から丸2日間を対副反応タイムとして予定しました。

 

家族に何度も何度も、
「今度の週末、母は副反応ですからね。役に立ちませんからね。」
と宣言。

 

ワクチンの前日にまた繰り返したら、苦笑いされちゃいました。
「そうだったね。分かった分かった。」

夜が明ける…、いよいよ副反応じゃん

布団の中でうっすらと目覚めたふとし。
時計を見ると朝の5時です。

 

ワクチン接種は昨日の午前中だから、そのうち具合が悪くなってくるはず…。

 

そう思いながら軽く寝返りを打とうとして、少しめまいを感じました。
おっと。
これはもう始まってるんじゃない?
副反応。

 

やはり今までとは違うのかな。
始まりが早いね。

 

そう思いながら姿勢を戻して仰向けになります。
すると視界の端にお猫様。

猫に寄り添われて…

このフワフワ具合はみーちゃんですね。
頭の真上のあたりにも別のお猫様が見えます。
こちらはひーくんでしょう。
そして壁際の猫ベットあたりにはふーちゃんの気配がかすかにします。

 

普段の朝の光景。
でも副反応でふらつくせいなのか、ちょっと気弱になったふとし。

 

「生き物は皆いつか死んじゃうんだもんね。ふとしの最後は今みたいにみんなが枕元にいてくれると嬉しいなぁ。」

 

頭に寄り添っているみーちゃんを撫でながら、もふもふの猫たちに囲まれて息を引き取る自分の様子を想像しました。

 

最後の時にね、もう指一本も動かせなくて、目も開けられなくって…。
いつ最後の一呼吸になってもおかしくないその時に、頬にふわっと柔らかい毛を感じて…。

 

『あぁ、傍にいてくれてありがとう。
今まで一緒に暮らしてくれてありがとう。
先に逝ってごめんね。』

 

もし目を開けることが出来たなら、おそらく上から見下ろすように飼い主の顔を見つめる猫たちがいる事でしょう。
もう見れないこの子たち一匹一匹の表情を思いながら、本当の最後の一呼吸をする…。

こんな風にお別れできるなら、それが今でもいいかもしれない。
そんな気持ちで、暗がりの中みーの顔をじっと見つめました。

 

反省します

結局猫たちにふとしの体調不良など伝わるはずもなく、もちろん今生の別れの余韻に浸る飼い主の感傷も理解してもらえず、しぶしぶキッチンへ降りていくことになりました。

いつものように朝のおやつを上げると三匹は喜んでぺろり。

 

そうよね。
まだ死ねないのよね。
ふとしが死んだら、この子たちのおやつは誰が上げるっての?

 

まあ、夫と娘たちが世話してくれるでしょうが、しろい家の筆頭飼い主としては無責任ですものね。
副反応ごときで弱ってはいられない。

 


飼い主が看取られるんじゃなくって、飼い主が看取るのが正解。
ふとしにとっては幸せなご臨終シーンでしたが、これは想像だけのものとしなくっちゃ。

 

ワクチンの副反応は、朝の布団の中のめまいが最高で、それ以降は待っても待っても現れず。
どうやら思ったほど体調が崩れることはなかったみたい。

まあ、良かった良かったです。

 

 

 

↓ 日常生活では常に猫を優先しているふとしです。

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