皆さんこんにちは。
3匹の猫飼い50代主婦しろいふとしです。
猫たちと暮らし始めてもう何年?
傍にいるのが普通で、普通なんだけど幸せ。
今日も飼い主ふとしは最高潮に幸せです。
いないと探す
朝から3匹それぞれに追いかけられ、しっぽを踏まないように気を付けながらの朝支度でちょっぴりイライラ。
「後でね」の連発でなかなか構ってくれない飼い主に、猫たちも愛想をつかして徐々に離れていきました。
そうなると逆に寂しい。
おまけに心配にもなります。
さっきまですっごいうるさかったのに。
どこにいった?
え?いるよね。
急に不安になって3匹を探し始めます。
ひーくん…はニャンモックか。
みーは和室ね。
ふふ、ごろごろしてる。
さて、ふーちゃんは…?
あら、ふーはどこでしょう。
どこにも行くはずはないけれど
窓は閉まっているから脱走はないでしょう。
探さなくても大丈夫。
分かっちゃいるけど姿を見るまで不安です。
娘たちが小さい頃よくこういう気持ちになったなぁ。
傍にいるとうるさくて、姿が見えないと心配。
あの頃も、毎日毎日しんどいけれど幸せだった。
昔は娘たち、今は猫たち。
大事な宝物とずーっと一緒に暮らしています。
あら脱線。
さて、ふーちゃんのいそうな場所は…。
ベッド下?
廊下?
うーん、2階か?
しかしもうあまり時間もありません。
階段を登ってまで探すのはやめようと戻りかけました。
そこでふと、出窓にかかったレースカーテンが目にとまります。
あ!いたいた♪
猫仕様の出窓
出窓には猫たちが上り下りするための棚が入れ込んであります。
棚の一番上に乗ると、外を通る人や車が遠くまでよく見えます。
棚は枠組みだけなので、中段には小さめのニャンモックを支柱に結び付けてあります。
猫たちは上段で外を眺めたり、中段のニャンモックや下段に敷いたクッションでお昼寝をするのが日課。
ふーちゃんが寝ていたのはニャンモックでした。
四隅をひもで吊ったニャンモックのへりから、ころんと丸い頭や優しくとがった耳の影が見えます。
いるね。
いるいる♪
ちょっとだけ…
音を立てずにそっと近づくと、目をつむって静かに呼吸しているふーの様子がレース越しに見えました。
堪らず手を差し出すと、揺れたカーテンに反応してふーが頭を少し起こしました。
ちょっとだけ触ろう。
びっくりするかな?
ゆっくり指先でカーテンを押していきます。
目をつむったまま、近づいてくるカーテンに顔を寄せるふーちゃん。
くんくん。
臭いをかいで確認すると、ぐいーっと鼻先を押し付けてきます。
布1枚はさんでも飼い主のお手々は分かるみたい。
グイグイと頬や額をこすりつけます。
ずっと目はつむったまま。
でもそのつむった細い目がとても可愛い…。
時間が足りない
レースカーテン越しに触る猫の頭は、ふわふわの被毛の手触りではなく、時にこりっとした頭蓋骨の感触。
小さい小さい頭の骨。
その小さい頭で身体で、飼い主を精一杯愛してくれる。
これは…。
直接撫でなくてはいけない。
ふーの気持ち良いところを直接…。
猫の愛情に答えるためには、飼い主も本気で撫でなきゃいかんのだよ!
そう思ってカーテンを下からめくり上げたのですが…。
今日は平日。
時は朝。
3回ほど撫でて、歯を食いしばって切り上げ。
自分の出勤準備に取り掛からねばなりません。
あぁ辛い。
でも幸せ。
ああぁ、でもやっぱり辛いわぁ。
今日は早く帰ってこよう。
そしていっぱい撫でて、吸って、顔を埋めて、頭からしっぽまでこねくり回そう。
下唇を嚙みながら固く決意する飼い主ふとし。
ふーのための決意というか…。
まあ、飼い主が自分の欲求を満たすための決意なんですがね。
ふふふ。
【過去記事】
幸せで愚かで…。それがまた幸せなんです。
はてなブログのランキングに参加しています。
上の四角をぽちりと押していただけるとふとしのランキングが上がります。
どうぞよろしくお願いします。