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夫に夕ご飯を作って貰ったらとっても腹が立った話

皆さんこんにちは。
ご飯の支度が嫌いな50代主婦しろいふとしです。

 

どうしてご飯支度が嫌いかっていうと…。
↓【過去記事】

siroihutosi.com

まぁくどくどと書いてますので、もしよかったら読んでみて下さい。

 

今日は夫が休みだから

普段、主婦ふとしの夕方は大忙し。

 

スーパーで食材のお買い物。
駅までさん子のお迎え。
猫たちのお世話一式に夕飯の支度。

 

しかし今日は珍しく夫が平日休みです。
さん子の迎えは夫が行くと言っています。
食材も沢山あるのでお買い物も必要ありません。

 

めったにないこのチャンス。
ふとしは仕事帰りにメガネ屋さんへ寄り道をすることにしました。

 

メガネ屋さんでレンズ交換をしよう!

 


遅くなっても今日なら大丈夫。
時間を気にせず寄り道ができます。

 

そうだ!
どうせなら夕ご飯の支度もお願いしとこう。

 

がばっと冷蔵庫を開けると買い置きしていた焼きそばの麺が見えました。

 

これをガシッとつかみ夫の目の前に差し出します。

 

「お父さん!今晩これ作っといてね。」
「…えっ?」

 

目を見開く夫。
娘の迎えは行くつもりだったでしょうが、夕ご飯を作れとまで言われるとは思っていなかったのでしょう。

 

一瞬ふとしもためらいますが、ここで同情したらいつもの展開。
このままいくしかありません。

頼んじゃえばこっちのもの

ついでにお魚も焼いて下さいとお願いをして、そそくさと家を出た妻ふとし。

 

特に難しいお料理はない。
お魚だってフライパンで焼くように言ったし…。

 

誠実さが売りの夫。

 

一旦引き受けたからには必ず実行するでしょう。
出来は分かりませんが…。

 

とにかくもう頼んじゃったんだし、任せるしかないのです。

 

さぁ仕事仕事。
考えない考えない。

 

ちっさい罪悪感がちくりんちくりんと胸を刺しますが、ここで同情したら夫はいつまでたってもご飯支度ができるようにはなりません。

 

もう老後です。
いつ妻が先立つかもしれません。
今の夫にとって「ご飯の支度」は必修スキルです。

 

さて帰宅

メガネ屋さんではレンズ交換のつもりだったのに、結局新しいメガネを購入することに。
そのせいで時間も沢山かかりました。

 

家に着くころにはすっかり日も暮れて、いつもなら食事が始まる時間です。

 

さて?
さてさて?

 

恐る恐る玄関を入るとかすかに美味しそうな匂いがします。

 

さすが夫。
やらない、できない、したくないとは決して言いません。

 

そうか。
可哀そうと思わずにもっと早くにお任せしちゃえばよかったのかな?

 

義父母が元気な時は無理だったけど、今なら咎める人もいませんもの。

 

すっかり支度が終わって椅子に腰かけている夫にお礼を言って、いそいそと着替えます。

帰宅して、着替えて、ご飯…。
これって天国じゃない?

気付かなきゃよかったけれど

夫が作った焼きそばと焼き魚。
パクパクと美味しくいただきました。

 

あぁ幸せだなぁ。
仕事終わって、自分のための寄り道をして、帰ればご飯ができている。

 

こんなに幸福感あるとは思わなかった…。

モグモグしながら幸せな気持ちに浸る主婦ふとし。

 

しかし、どうしたことか…。
徐々にもやもやした気持ちが湧いてきました。

 

こんなに幸せなの?
こんな幸せを夫は毎日味わっていたの?

 

え?

 

自分だけ…。
毎日…。

 

毎日って…。
どのくらい前から?

 

結婚当初から最近までだと20数年。

ほぼずっとじゃん。
自分だけ…。
毎日…。

作る地獄、食べる天国

お料理をする喜びがあるということは知っています。
確か若い頃はふとしにも微かにあったような気がします。

 

しかし…。

 

高齢の義父母との同居だったため、当時の嫁ふとしは義務感の塊。

 

他にやる人がいない。
自分がやらなければ…。

 

義務で作るお料理の楽しくないことといったら…。
この上もありませんでした。

 

全く意欲の湧かないこの作業を歯を食いしばって妻がこなしていた時、夫は今日ふとしが味わった幸せを何の苦も無く日々味わっていた…?

 

もっと許せないのは、ご飯の支度が苦痛だと何度も訴えた妻の話を聞き流していたこと。

夫という人は、手伝いはしても率先して自分からキッチンに入ったりしない。
だからといって外食にも連れ歩かない。

 

そういう人。

 

若い頃、あまりの辛さに耐えかねて
「せめて月に1回くらいは外食がしたいです」
と言ったのを聞き
「うんいいよ」
と上から許可。

 

その1回もこちらから言い出さなければ実現せず。

 


数年後にまた耐えかねて
「月に1回は少ないと思う」
と訴えるも
「月1が少ないという根拠は?」
と冷静に反論される妻ふとし。

 

もちろん、その時ふとしがブチ切れして怒りまくったのは言うまでもありませんが、それすら聞き流された経緯があります。

 

耐えて、怒って。
また耐えて、また怒って。

 

自分をなだめて何とか過ごしてきたこの20数年。

それなのに夫は、こんなに幸せな食事を毎日していたのか!

思い知って欲しいと思うの

もはや普通の日常過ぎて、ご飯を作ってもらうことの幸せなんてきっと忘れちゃっているだろう夫。

 

妻は自分がいかに不幸な年月を過ごしてきたかを今回再認識しました。
はらわたが煮えくり返る思いです。

 

夫としては、まさか一生懸命ご飯支度をしたのに、こんな風に言われるとは思ってもみなかったでしょうけどね。

 

こうなったら20数年分のツケを、これからじっくり払ってもらうしかありません。

出来る事なら利子もつけたい。
しかし、元本を払い終わる前にどっちか死にそう…。
いや死ぬね、こりゃ。


あーあ…。
自分の人生を取り返したい。

 

あぁもう本当に…。
あーあ。

 

【過去記事】
↓ 夫が原因で時々どっかーんてなる妻ふとしです。

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