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夫はなぜ妻のつぶやきをスルーするのか

皆さんこんばんは。
50代主婦ふとしです。

ふとしには長年連れ添った夫がおりますが、未だに心が通じあった気がしません。
よそのお宅ではどうですかね。

ラーメンで満ち溢れる冷蔵庫

買い置きしてた冷蔵庫のラーメン。
そろそろ食べなきゃって思っていたのに、スーパーへお買い物に行ったら中華麺が特売…。

 

悩みながらも
「みんな好きだからすぐ食べちゃうよ。」
なんて高をくくってまたまた沢山買ってしまいました。

 

しかしそういう時に限って、なぜか夫や娘も買ってきちゃうんですね。
冷蔵庫の中は中華麺でいっぱいです。

 

「やばいね、何回食べなきゃないかな…。」
そう思いながら、ラーメンの事を考えているとふと
「自分で作ったラーメンじゃないやつ食べたいなー。」
という欲求が湧いてきました。

 

思わず出ちゃう独り言

ラーメンを何回も食べるって、それはイコール何回もラーメンを作るって話なんです。
主婦にとっては。

 

ラーメンは好きだけど麺をゆでるのは結構大変。
しかも家族分となると量も多い。

 

ああめんどくさい、なんて思ったらつい独り言が口をついて出ちゃいました。
「美味しいラーメン食べに行きたいな…。」

 

席について
メニューを選んで
運んでもらって
食べたら帰る

 


自分は何もしなくていい·····。

 

何という贅沢でしょう。
もともと美味しいラーメンがもっとおいしく感じられる素晴らしいオプション。

お家の冷蔵庫に沢山在庫があるからこそ、ポロリと漏れた本音です。

 

気の無い相槌を打つ夫

つぶやいた時ふとしの傍にいたのは、夫といち子。

 

ちょっとの間が開いて夫が返事をしました。

「ああ…、うん。そうだね。」

 

同意はしてくれていますが、内容は全く頭に入っていないようです。
毎度のことながら無関心。

いつもなら「またか」とこちらもスルーするところですが、今回はいち子が傍で聞いていたのでつい泣き言を言いたくなりました。

 

 

しかし、今回ふとしが「ラーメン食べに行きたい」のは「美味しい」からではありません。
毎日のお料理にちょっと嫌気がさしちゃったからです。
だから家に沢山中華麺があるのに、食べに行きたいなんて矛盾したことをつぶやいたんです。

 

ちょっとお料理休みたいな、しんどいなって時あるじゃないですか。
それでも頑張って毎日キッチンに立ってるので、そこをいたわって欲しいなっていう甘え心なんですよ。

 

そんなの夫以外の誰が拾い上げてくれるんですか。
夫しかいないでしょう。

 

でも夫は、妻と娘がラーメン食べに行く話をしているとしか認識していません。
ラーメンの在庫が沢山あるって知ってるはずですが、それを思い出したりもしません。
もちろんラーメン茹でるの大変だってことに気づいたりもしません。

 

なんたって食べるの専門で、お料理はほとんど経験がありませんもん。
やったことないことの大変さなんかわかんないですよね。

 

結局伝わらないので、いたわってはもらえずにプスプスと不満がくすぶる妻ふとし。

え?
言えばいいじゃんって?
「いたわって欲しい。」って?

 

ぜーったい嫌です。

 

言えば夫は、ふとしが言ったとおりに、いたわってくれると思います。
なんせ真面目な人なので。

 

でもねぇ、相手をいたわるっていうのは、そういう気持ちが湧いてきて自発的にするものじゃないですか。
「いたわってくれ」って要求してその通りやって貰っても、却ってむなしいんですよ。

「言われなければ気づかない」
ふとしの夫はそういう人。
だからこれからも妻のつぶやきに含まれる不満に気づくことありません。
この先もきっと、必ず、絶対、見事なまでにに、夫は妻のつぶやきを受け流していくことでしょう。

 


ああ、本当に腹の立つ夫です。
ぷんぷん。
ぷんぷん。

 

 

↓ 分かりあおうという気が無い夫と妻です。

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