皆さんこんにちは。
50代主婦で中2女子さん子の母、しろいふとしです。
最近出番が少ないさん子。
反抗期もなく、もちろんグレもせず、家でも学校でも頼れる優等生さん。
特に書くこともないまま日々過ごしておりました。
さん子アボカドに目覚める
もともとはいち子が好んで食べていたアボカド。
「美味しいよ。」
と言って大量に購入してはせっせと食べていました。
ふとしは、カリフォルニアロールとか海老とアボカドを挟んだパンとかは大好きですが、単独ではあまり食べたことがありません。
自分で購入したことも無かったので扱いが分からず、いち子がせっせと種を取っているところをただ眺めておりました。
そうこうしているうちに、姉の美味しそうな食べっぷりに影響されて、さん子もアボカド大好きっ子になってしまいました。
どうせ買うなら良いアボカドを選びたい
可愛いさん子の為にスーパーでアボカドを探す母ふとし。
しかし今まで全く興味がなかった食材の為、頭の中に何のデータもありません。
売り場はどのあたり?
値段はどのくらいが普通?
どんな状態が新鮮?
見つけたアボカドの前で佇み、しばし考える主婦ふとし。
ここはまず一旦帰って、いち子ちゃんにご指導いただきましょう。
すごすごと売り場を離れます。
どこのスーパーだって、ちゃんと食べられるものを売ってるんだから、取りあえず1~2個買ってみても良かったのに…。
と後から思いましたが、例えアボカド1個でも相場より高い買物はしたくない、ケチンボ50代。
この後いち子ちゃんから、アボカドのお買い時の熟し加減を聞き、自らも何軒かスーパーをチェックし、どこで買うのが一番安いかも探りました。
ここでなら…、という売り場を見つけ「おひとり様5個まで」の表示に従い、やっと愛するさん子用のアボカドをゲット。
さん子にお願いをされてから1,2週間は経っていたように思います。
いや、もっとかな…。
さん子は寛大
ここまで待たされても、さん子はちっとも怒りません。
反対に大喜び。
喜んださん子を見て、母ふとしも嬉しい、嬉しい。
ここでアボカド料理でも何品か作ってあげたら、すっごい良いお母さんなんでしょうが、「買ってあげた」ことでもう大満足。
「好きな時に好きなようにして食べてね。」
とすっかり丸投げ。
それでもさん子は満面の笑みで嬉しそうにアボカドを眺めるのでした。
さん子のお勧めアボカド料理
時々冷蔵庫を開いては、アボカドの熟し具合をチェックするさん子。
頃合いを見て、せっせと包丁でアボカドの身を取り出します。
左利きなので包丁は苦手と言っていたのに、好きなものを食べるために一生懸命。
かわいい子には旅をさせろって言うじゃない。
ふとしのほったらかし型子育てもそんなに悪くないんじゃん?
自画自賛の母ふとし。
そうこうするうちにさん子のアボカド料理が完成。
お皿がテーブルに置かれました。
一口大に切ったアボカド。
そしてわさび醤油。
お勧め料理を母にお勧め
アボカドの味わいに夢中になったさん子。
美味しいから食べなよと、母にも食べさせようとします。
「味は知ってるからいいよ。」
「さん子がいっぱい食べなよ。」
そう言ってお断りしましたが、さん子は許しません。
「美味しんだから、ほら!」
お勧めされるのも愛よね、とありがたく頂きました。
母親が買い与えた食材や料理を通過し、これからは自分で求める味や調理方法を自分で探していく時期に来たのでしょう。
母ふとしも、与える側から与えられる側へ、静かにシフトしていくようです。
アボカドの味は、ふとしにはまろやかすぎてやっぱりピンとこなかったのですが、つけたわさび醤油はつんと爽やかに鼻を抜けていきました。
さあ、来年は高校受験。
まだまだ母と一緒に頑張ろうね、さん子ちゃんや♪
ふふふ。
↓ たまにはさん子に求められたい母ふとしです。