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ばぁ様(義母)はスキー場へ行きたい

新婚間もない嫁っこふとし。
週末、夫とスキーへ行くことになりました。

(「嫁っこ」のお話は今から20年以上昔のことです。当時はまだボードよりスキーが主流の頃でした。)

 

慣れない嫁っこ生活で毎日ワタワタしていましたが、久しぶりの二人だけでのお出かけに大喜び。
いそいそと準備する様子を見て、ばぁ様(義母)も何か考え始めたよう…。

 

嫁にとって「夫婦でお出かけ」は、本当に息抜き

ずーっと週末ごとの一家総出の買い出しに同行していたふとしにとって、じぃ様ばぁ様と離れる時間は仕事中と夜寝る時だけ。

 

自分の時間がないんです。
眠って起きたら、あとずっと家族との時間か仕事です。
意識がある状態で、自分が自由にくつろぐ時間がほとんど無い…。

 

ストレスがすごいスピードで積みあがっていきます。

 

そんな中でのスキーデート。
そりゃテンションも上がります。

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しかし、ばぁ様は一緒に行きたい

 

二人でスキーに行くと話したら、なんか「ふーん」という感じで聞いていたばぁ様でした。

 

でも、歩行がスムーズに出来ない御年70歳のばぁ様ですので、足元の悪いスキー場に誘うことは全く考えていませんでした。

 

もちろん、ばぁ様が行きたがるなんて思ってもいません。

 

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「???スキーやりたいですか?」

まさかと思い聞いてみると、
「やらない。見てるよ。」

 

見てる?
「ど、どこでですか?」
ゲレンデはとてつもなく広く、スキーをする者は山の頂上から結構な距離を滑って移動します。

「休むところくらいあるでしょう。」

 

「そ、そりゃありますけど。」
休憩所からは、ふとしと夫の滑る姿は見えないでしょう。
おそらく、どんなところか全く分からないようです。

 

それでもばぁ様は一緒に行きたい

 

「自分も行く」の一点張りで、困ったふとしは夫に相談しました。

 

「え?無理でしょ。」
珍しく夫が即答。
いつもは家族みんな一緒が基本の人ですが、さすがにスキー場は無理だと判断したようです。

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なかなか納得しないばぁ様でしたが、夫も譲る気がなく最後はしぶしぶ留守番を承諾。

 

しかし、
「それではすみませんが行ってまいります。」と小さくなって玄関を出るまでの気まずいこと気まずいこと…。

 

新婚夫婦がたった一日デートに出かけるのにこの苦労…。
ふとしの心はこの辺りでもうモヤモヤし始めましたが、嫁っこ生活は本当にまだ始まったばかりでしたので、じわりと湧いてくる不安をただ我慢するしかありませんでした。

 

やっぱり、ばぁ様は一緒にいきたかった…。

一日滑ってクタクタになり、家に着いたのは結構遅かったのですが、じぃ様とばぁ様はちゃんと起きて待ってました。

 

今朝のことを思い出して、小さくなって
「すみませんでした…。」
とお土産を渡しました。

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「!!!!!」
ひーえー!と思いました。

 

それはアカンやつじゃん。
やってもだめだし、もし思っても言ったらだめなんじゃない?
たぶん世の中のほとんどのお嫁さんがドン引きすると思うのですが…。

 

でもばぁ様は、本当に真剣に怒ってて、
「新婚旅行の同行を我慢したんだから、スキー場には連れて行ってもいいんじゃないの?」
という気持ちがあふれ出してました。

 

「夫婦」って二人単位だと思って結婚したふとしでしたが、どうやらしろい家では違うようでした。

 

このあとの結婚生活でも、ばぁ様の「一緒に行く!」攻撃を浴びまくる嫁っこふとし。
20年以上前の、まだ若きふとしの頑張りがいつまでもつか…。

どうか、今後も嫁っこふとしにお付き合いください。

 

 

↓ なかなか心が読めない謎の女、ばぁ様です。

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