本日は猫の「うん」のお話です
猫の「うん」とは、ご想像のとおりあの「うん」のことです。苦手な方はごめんなさい…。
ふとしは猫を三匹飼っていますが、オスのひーくんはお腹がデリケートで大抵いつも軟便です。
美味しいおやつに乳酸菌を混ぜてあげていますが、なかなか治りません。
そのためトイレの後、絞り切れなかった「うん」を少し離れたところにポツリまたポツリと落とすことがあります。
猫飼いの方ならお分かりになると思いますが、猫の「うん」の匂いはキョーレツです。
「あのかわいい生き物からこの匂いが出るのか…」
と初めて猫トイレの掃除をする時に大変驚いたものでした。
なので、なんか匂う時はまず床を拭き掃除するのですが、拭いても拭いてもどこからかあの匂いがする時があるのです。とほほ。
拭き切った!と思ったのに…
清々しい気持ちで、ふとしが今拭いたばかりの床を眺めていると、なぜかどこからかまた匂う。
「うそ!拭き残しがあるってこと?」
今度は棚の上や、猫ベットの中も見てみますが、匂いの元は見つからず…。
腕も疲れたし、息も切れるし、一人でウロウロしてるばかり。もうぐったりです。
そこへ後ろから夫が登場。
ゴミ箱のごみを回収して、燃えるゴミ用の大きな袋にまとめてくれていました。今日も朝からせっせと家事手伝いに余念がありません。
「良い夫じゃ。ありがたや。」
と乱れた呼吸を整えながら、働く夫をうっとり眺めていると、何だか違和感。
「何だろうか…。夫が歩いた辺りから異臭が…。」
先ほど確かにしっかりと拭いた床から、あの「うん」の匂いがする。
はっとして、夫の履いているスリッパの裏をじっとみると、直径1センチほどの黄土色のしみがあるのです。
しかも、一度踏んでしっかりつけた「うん」を、歩くことで違う場所に押し付け、その押し付けた「うん」を更にまた踏むという愚かな行動を繰り返していた…。
これはもう事件です
ふとしは鼻も敏感ですが、足の裏も敏感。何か踏むとスリッパの上からでもすぐわかるのです。
でも、夫は体重があるせいか、わずかな「うん」を踏んだところで、何の違和感もないようでした。
ただ、「うん」を恐れない夫も、疲労で怒りがましましのふとしは怖かったようです。
「ひー」って顔してました。
この後、夫はしばらく犯人扱いで、なんか匂う時は真っ先に夫の身体検査が行われましたとさ。へへへ。
ふとしは怒りすぎだったでしょうか。
でもこれ平日の朝の話なので、怒ったふとしを許してね、夫よ。