割れたガラスに囲まれて…

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に子は帰省を断念しました

今度こそとバイトのシフトを調整して、年末に帰ってこようとしていたに子ちゃんでしたが、コロナの状況が日々悪くなっていくため、またもや帰省をあきらめることに…。
今までは帰省した時、地元の美容室にいっていたに子ちゃん。
さすがに諦めて、東京の美容室に行ったそうです。
髪を切ったに子を見たかったので、嫌がるかなーと思いましたが、写真をお願いしたら送ってくれました。母がさみしいのを察してくれたのかなーと…。

もらった写真を見ていたら

に子ちゃんが小さいときのことを思い出しました。生まれた時から、静かでおとなしい落ち着いた子供だったような気がします。
はしゃぐ様子や騒いでいるところは浮かんでこないのですが、座ってじっとテレビを見ていたり、黙って抱っこされている様子ばかり思い出します。

マンガに描きましたが

引き戸が倒れた時は、に子の頭に当たって、ガラスが一枚だけ放射状に割れました。そのまま床まで戸が落ちてしまえばよかったのですが、に子の肩と戸の枠のサイズが同じだったため、そこでとまってしまいました。

割れ残った二等辺三角形のガラスが全て、に子の首に向かって静止。
のどから悲鳴が出かかりましたが、それを必死に押しとどめました。
大人の言葉がきちんと通じるかどうか、というくらいの年齢の幼児でしたので、ふとしが慌てる様子を見て、もし泣きだしたら…。1センチ動いてもどこかのガラスが首に刺さるだろうという状況でした。

「どこかはガラスがあたるかもしれない。」
「けがは最小限に…。もしどこか切れたら…。」
「いざという時は救急車を…。」

最悪の事態を考えながら、一枚また一枚とガラスをはずしていきます。
ふとしの心配はどんどん膨らんで、動悸で息が苦しくなるほどでしたが、に子ちゃんは全く動じる気配もなく、たたじーっと座ったままです。
最後のガラスを取り除き、肩から引き戸をはずして残った破片を掃除機で吸いました。
これでもう泣いても動いても大丈夫!

「に子ちゃん終わったよ!えらかったねー。よかったねー。」
と、ふとしが涙ぐんでいると
「ん…。」
と軽くうなずき、静かにに子ちゃんは去っていきました。
何事もなかったように、落ち着きはらった後姿でした。

そんなに子ちゃんももう大人

躊躇していた東京の美容院デビューも済んだようで、あか抜けていく娘の写真を眺めながら、昔のことをぼーっと思い出しています。
出来れば思い出のに子ちゃんじゃなく、写真のに子ちゃんでもなく、本物のに子ちゃんに会いたいですよー。
大人になったに子ちゃんと缶酎ハイとつまみでテレビ見ながら、お年越をしたかったんですよー。
コロナのばーかー。もうほんと、ばーかー!しくしく…。