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四歳児の反抗期

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強い強いさん子の反抗期

小さい頃のさん子を思い返すと、真っ先に思い出すのは強烈な反抗期!
お姉ちゃんたちの、あったのかなかったのかわからないほどのふわっとした反抗期とは違い、はっきりくっきり自己主張。
まだ小さくて、言葉も少ないのにしっかりと態度で表す丁寧さ!

マンガで描いた日は、ホールというか大きな体育館でのイベントで、かなり人も集まってました。
沢山の親子連れでいっぱいでしたが、主催の保育士さんたちの説明を聞いて、始まりを待っているおりこうさんたちばかり。

誰も止められない…

大人しくさせようとするふとしと、絶対に言うことを聞くもんかという覚悟のさん子。
百戦錬磨のはずの保育士さんたちも、「どう声をかけたらいいか」という戸惑いがチラ見えしはじめました。

今から思えば、あれだけの子供が参加していたのに、動き回っていたのはさん子だけだったのは、ふとしVSさん子の様子に体育館中がくぎ付けだったのでは。大人だけでなく、子供たちも…。

とにかく、視界からも視界の外からも感じる沢山の視線にあせりつつ、さん子を落ち着かせようとしますが、頑張れば頑張るほどさん子も力が入ります。

「この状態のさん子を止めるのはもう無理だ…。」

「かといってほったらかすには、注目度が高すぎる。ふとしが耐えられない!」

「ならどうする…?」

 

逃げの一手!

そう「逃げる!」
これしかないでしょう。
ということで、すたこらさっさ。後ろからはかすかに保育士さんの呼ぶ声が…。
「もうここの教室には二度と来れない…。うう…。」

ふとしの心はひどく傷つきました。イベントを中断させられたさん子もおそらく…。

この後、親子は近くのミスドで、痛めた心を甘いドーナツで癒して帰りました。
とほほ。

今から思えば、ふとしがどーんと構えて、
「うちの子ってこうなの。ごめんなさいね。好きにやらせたいから、気にしないでくださいね。」
って出来ればよかったなーと思います。

よそはよそ、うちはうち。
でもこれを実践するには、周囲の視線をものともしない、母の強い心が必要。
当時のふとしには足りなかったです。
よーし!次は孫が生まれたら、婆として頑張ろう!
待ってるよ、お姉ちゃんたち!

反省、からの復活。ふふ。
「反省だけしてて」っていち子ちゃんに言われそう…。