さん子、卒業式の着物選び

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「卒業式は着物に袴で…」

卒業式に何を着ようか、さん子と相談したところ、このような発言がありました。

今まで、いち子ちゃんに子ちゃんの卒業式では、着物姿の卒業生はいなかったので、さん子もスーツでよいと思っていたのですが、数年前から着物に袴姿が増えてきたんだそうで…。

 

うーん。
たった数年で、すごい変化だなー。経費的にね。

 

着物に袴となると準備が大変…

いつもは
「なんでもいい」
「どれでもいい」
とこだわりの少ない、さん子さん。
たまに主張した時くらい希望をかなえてあげたいと、早速二人でレンタル着物店へ…。

 

まだ日数的に余裕はありましたが、この後美容院も決めないと…。
式の日は混雑するでしょうから、予約時間も思ったように取れないかもしれません。

 

レンタル着物店に着いたのは学校帰りの夕方で、外はもう暗くなり始めてました。
あまり時間の余裕はありません。
「着物は今日決めて帰りたい。」
「また来るのはいやだ。」
じわりと心に滲む大人の都合…。

 

試着は体力勝負!

 

通されたお部屋は畳敷きで、担当のお姉さんが目の前に次々とお着物を並べてくれます。
着物をこんなに近くで見ることが、あまりなかったさん子さん。
すぐ目が虚ろになってきちゃいました。

 

「これは時間がかかるかも…。」
「そもそも選べるのか?さん子は…。」
不安に思いながらも、まず何着か順番に着てみました。

 

羽織って、ひもを結んでもらって、鏡をみて、前後の写真を撮って、さん子がそれを確認する。
これの繰り返し。

 

ただ見てるだけのふとしですら、結構な疲労感。
着てるさん子と、着せてるお姉さんの体力を考えると、早めの決断が必要なことは明白です。

 

さん子の自主性を尊重

 

時間と闘いながらも、最後の決定はさん子に決めさせたいと思い、二択まで絞った後はさん子にお任せしました。

袴と合わせながら、
「赤か…。」
「ピンクか…。」
揺れる女心でした。

 

結局、第一印象から惹かれていたピンクに決定。
若々しく、華やかな着物を選び、さん子は疲労と満足の相まった達成感に包まれていました。

 

小さな成長ですが、ふとしもうれしく思いました。
これからも少しずつ、自分のことを自分で考えて、どうするか決めて、決めたことを人に伝えられるようになって欲しいと思っています。

 

でも、急に大人になったら寂しいから、鏡に映った試着の後姿のように、油断した可愛らしい姿をふとしに見せてくだいね。
あと数年くらいはね。ふふ。