ふとしのお友達 おーちゃん

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最後の出勤日は…

 

有給休暇を午後にとって、ふとしはお昼で帰る予定でした。
通常ですと、退職者は最後玄関でみんなに見送りを受けて帰ります。
しかしその日は超が付く忙しい日で、ふとしが帰る時間は、皆さんやっと一息ついているあたりのはず…。

 

「よし!準備しておいて、裏からそーっと帰ろう。」
だいぶ前からこの「そーっと帰る」作戦を練りました。

 

荷物は前もって車に積んどく。
靴は玄関じゃなく、通用口にスタンバイ。
お別れのご挨拶が必要な方は、済ましておく。

 

そして、いつものお仕事をギリギリまでやってお片付け。
さあ、後は所属部署に顔を出して、帰る旨お話したら、そーっと帰ろう!

そーっと
そーっと…

ところがどっこい

バックを取りに更衣室に向かう途中、よくお話する方に出会いました。
少しお話して「それでは…」とお別れし、また歩き出すとまた一人…。
どうやら、ほっと一息中の方々がトイレ等であちこち移動してるようです。

「これはヤバいな…。」
焦るふとしですが、その後も帰る準備はじりじりと遅れました。

 

やっと所属のお部屋へ行きご挨拶。
最後に顔だけ見たいなーと思っていた方は、電話中でメモを取っていたため、お顔が見れません。
少し残ろうかと思いましたが、他の仲良しだった方が気を使って下さって、別室の他部署の方々に声をかけました。
「しろいさん帰るそうですー!」
「最後ですー!」

 

大人になれないふとし

ここで「せっかくだから…」と残って、皆さんに感謝しながらゆっくり玄関から帰れば、素敵な大人対応なのでしょうが、ふとしはまだまだ子供です。

奥の部屋から、ワイワイと沢山の人の移動する気配に恐れをなし、猛ダッシュ
「まってー、しろいさん。」
「ちょっとだけ、ちょっとだけだからー。」
という悲痛な声を後ろに、
「無理ですー。帰りますー。」
「こないでー。見送りしないでー。」
「お世話になりましたー。」

この後しばらく、この帰り方を思い出しては、自分の幼稚さにがっかり。
50代おばば、もう少し修行を重ねる必要がありそうです。

 

職場にはお別れしましたが

コロナの前から、たまに夜遊びに付き合ってもらっている方がいます。
「おーちゃん」です。

何度か飲み会でご一緒し、そうこうしているうちにいつしか二人ではしご酒をする仲に…。
酔っぱらって、あれこれ話しているうちに
「なんだこの人は!趣味が合うじゃないか!!」
とびっくり。
本を借りたり、まんがを貸したりしてますます仲良しになりました。

退職してもお別れしたくないねーと、春からもずっと本を貸し借りしたり、たまにご飯やお酒を楽しんだりしようと約束しました。
嬉しい限りです。

 

運命のお友達では?

記念すべき一回目の二人飲み、ふとしはいまだに忘れられない失敗をやらかしました。
おーちゃんは巻き込まれ事故のようなもので、怒られても仕方ありませんでしたが、二人で大笑いして、家に帰るまでずーっと笑ってました。
すごく困ったはずなのに、許してくれて、笑ってくれました。

感謝です。

という訳で、次回はその時のふとしの失敗談を描きたいなーと思ってます。
ではでは、今回はこのへんで…。