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ひじ下の脱毛に行ってみたおばさんの話の続き

皆さんこんにちは。

前回久々の脱毛サロンで、冷や汗ダラダラのピンチになった50代おばさんしろいふとしです。

 

【前回の記事】
まだの方はこちらからどうぞ😅↓

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選択肢ってある?

肩ひもの幅が広いリラックスブラ。
かなりオーバーサイズのゆるゆる1分丈のおパンツ。

 

その上に着用するのは、ほっそいヒモのキャミソールと短い丈のショートパンツ。
おばさんの大きな下着を包み隠すには面積が足りません。

 

しかもピンクのサテン地で、ツルツルのサラサラ。
わずかな動きでもめくれ上がりそうです。

 

なのにカーテンの外では、サロンのお姉さんがふとしの着替えを待って待機中。

 

着るしかない…。
それは分かっている。

 

ごまかしようもない。
それも分かってる。

 

選択肢は一択だけど、どういう姿勢でその道を進むか迷います。

 

恥ずかしげに、隠したげに…か?

わざとらしいかも。

 

卑屈に、申し訳なさそうに…か?

いやらしいかも。

 

それとも、堂々と尊大にか。

嫌なやつじゃん。

 

だめだ…。
時間がたっちゃう。
とりあえず着替えなきゃ。

着てはみたものの

急いで着用したキャミソールとショートパンツは、予想通り軽くて華奢な風合いです。

 

サラサラと肌に触れ、体の動きに合わせて流れるように滑る薄手の生地。

 

しかし、ふとし着用のナイトブラや綿100%のでかいパンツとの摩擦に動きを遮られ、静かにスンと着られています。

 

台無しだね。
こんなに可愛いキャミパンなのに。

 

鏡に映った自分の姿を長く直視出来ません。
ちゃんと見たら気になるところが無数に出てきそう。

見たくない。
もう見ない。

 

無だ。
無の心だ。

 

そうだ、それで行こう。

 

やっとこれからの方向性が決まりました。

サロンのお姉さんはプロ

「よろしいですか?」
軽やかな声で室外のお姉さんから声がかかります。

 

面白い格好をしたおばさんは、施術台に腰掛けて平静を装いながらお返事です。
「はーい。お願いしまーす。」

 

なんでもないわ。
こんなの。

 

だって言われた通りだもん。
ブラの上にキャミ着たもん。

 

ショーパンもはいたよ。
言われた通りよ。

 

他にふとしに何ができるっての。

 

無…。
とにかく無。

 

なんとか普通にしようと足掻くおばさんの気持ちを知ってか知らずか、サロンのお姉さんは、さっさと作業に入ります。

 

このへんちくりんな恰好を見たはずなのに、お姉さんからは何の動揺も感じられません。

 

お姉さんは接客のプロ。
心の中で大笑いしてたとしても顔には出さない。
プロだから!

 

よし!
ふとしもこのまま無を貫こう。

無だ…。
無だ…。

優しい気づかい

プロとして冷静に準備を進めるお姉さん。
珍奇な姿をなかったことにして、やり過ごそうとするおばさん。

 

2人とも一切下着の事には触れぬまま、当たり障りのない世間話が途切れ途切れに続きます。

 

そしていよいよ脱毛開始。

 

はじめは左のひざ下から。
続いて右のひざ下へ。


バスタオルを左右にかけ替えながらの脱毛処理です。

 

その間、肩から腰の部分には別のバスタオルがかけられました。
気のせいでしょうか、何だかとっても丁寧にしっかりタオルをかけられたような…。

 

いや、気のせいじゃないのかも…。
だって見えたら笑っちゃうかもしれないしね。

 

続いて、ひじ下も同様に左から右へ。
肩口のバスタオルは首までしっかりかけ直されました。

 

お姉さんの手厚い気づかいのおかげで、脱毛処理は無事に終了。

着替えを済まして、ほっと一安心の50代おばさん。
可笑しなキャミパン姿も終了です。

 

ふ~やれやれだぜ。

また行きたいんだけれど…

次回から使えるというクーポンを頂き、LINEのお友達登録も済ませて、お得な情報も見れるようになりました。

 

非の打ちどころもないお姉さんの対応に、是非次もまた行きたいものだと思うふとしでしたが…。

 

どうして今日あんなパンツを…。
どうして今日あんなブラを…。

 

無の時間は終了。
後はただ後悔の波がザザンザザンと押し寄せます。

 

来月中に予約を入れたら、貰ったクーポンが使える。
LINEで届いたクーポンも併用できる。

 

お得感満載。
あー予約したい。

 

次は顔の産毛にしたらいいじゃない。
そしたら下着関係ないし。

 

そうは思うのですが、あの時サロンのお姉さんがどんな気持ちだったかと思うとなかなか予約のボタンが押せません。

 

二度と行かないとこなら良かったのですが、また何回も行きたいとこで初回にかいた赤っ恥をどう消化したものか…。

 

せめてあの美しいお姉さんが笑いに笑って、少しでも楽しい気持ちになってくれてたらいいなあ。

 

なんだったら休憩時間に他のお姉さん達とけらけら笑っててもいいなあ。

そしたらちょっとは行きやすいかな?
どうかな?

 

あぁ次の予約はどうしましょうかねぇ…。
はぁぁ…。

 

 

【過去記事】
黙って最初から顔の産毛を脱毛してりゃ良かったのに…。

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