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高校の講演会に行ったら腹が立った話

皆さんこんにちは。
高校1年生の三女、さん子の母しろいふとしです。

 

今日は高校で進路講演会とPTA総会。
その後には修学旅行説明会があります。

 

土曜日だけど、寝不足で眠いけれど、頑張って早起きです。

悪天候に渋滞

普段の行いが悪いからと言われそうですが、出発時にぽつぽつ降り始めた雨が、道を進むにつれどんどん強くなってきました。

 

おまけに選んだ道が悪かったせいか軽い渋滞に当たり、学校の駐車場に着いたのは講演会開始の3分前。

 

1時間以上前に家を出たのに…。

 

学校指定の駐車場から体育館までは歩いて5分くらい。
これじゃ遅刻です。


駐車場には、母ふとしと同時くらいに到着した車がちらほらあり、みんな同じ方向に歩き始めました。

 

しかし雨は強弱をつけて降り始め、傘をあおるような横風をまとって、先を急ぐふとしたちに吹き付けてきます。

 

歩きやすさで選んだニット製のシューズは、あっという間に雨が染みてじめじめ。

 

少しでも足元が濡れないようにと足場を選んで歩いている内に、先を行く保護者さん達にどんどん置いていかれます。

 

自分だけ遅れていく焦りで息が上がりますが、必至に足を動かしてなんとか体育館に到着。

よかった。
どうやらまだ始まってはいないようです。

寒さ対策が裏目

受付を済ませ、空いているパイプ椅子に腰かけます。

 

体育館が会場ならひざ掛けは必須なりと、濡れないよう胸に抱きかかえて大事に持ってきたプーさんのハーフケット。

 

急いだせいで汗をかいたため、すぐは出番がなさそうでしたが置くところがありません。

 

・受付で渡された大きな封筒
・自分のバッグ
・袋に入れた外靴
・ビニール袋に入れた濡れ傘
・暑くて脱いだジャンパー

その上、プーさんの極厚ひざ掛け。
これらを全部自分のパイプ椅子のまわりに納めなければなりません。

 

 

どこにどう配置したら一人分のスペースに入るのか。


結局ほとんどを膝の上に積み上げて、一番上に資料の入った封筒を乗せました。
傘と外靴の袋は椅子の下へ。

 

汗が引けたら足元から冷えるだろうから、これで丁度いいんじゃない?

 

ほっと一息つきながら、資料を出してチェックをはじめました。
もう講演会が始まりそうです。

資料が見当たらない

講師紹介の声がマイクから流れ始め、手元の資料を一生懸命探すふとし。

 

しかし、これか?と思った資料に書いてある講師の氏名が違います。

 

どういうこと?

 

めくってみますが、壇上の画面に映っている今日の講演タイトルとも違う内容です。

 

どういうことなの?

 

何が正しいの?
何を見たらいいの?

 

状況が把握できないのは、ちょっと遅れてきたせいなのでしょうか。
でも始まったのは今です。

 

荷物の置き場所に苦戦している間に何か説明があって、それを聞き逃したのでしょうか。

 

疑問が解消しないまま、講師先生の自己紹介が始まってしまいました。

マイクから流れる声を聞きながら、手元のホチキス止めの紙束をめくっては閉じ、また別の紙束をめくっては閉じを繰り返します。

 

何度見ても講演内容に沿う資料は見つかりません。

主催の学校側に動いている様子もありませんし、講師先生は順調に話を進めています。
周囲を見ると、ふとしと同じ資料を不思議そうにめくっている方が数人。

 

どうやら講演会の資料はないようです。

 

メモするしかない

沢山の資格をお持ちの講師先生。

中には聞きなれない資格もあったので後で調べてみたいと思ったのですが、書き留められないうちに話は次々進んでいきます。

 

メモを…。
どっかにメモを…。

 

別人の名前と内容の講演資料をもう一度パラパラ。

 

めくっていくと、一番後ろに白紙のページがあるのに気づきました。


この分厚い資料が今日何のために配られたのか…。
分からないままですが、取りあえずメモ用紙として活用することにしました。

 

壇上ではお話上手の講師先生が、大きな画面に画像を映し出して、最近の進路事情について分かりやすく説明して下さっています。

 

おお!
これは大事だな。

 

そう思うポイントが沢山あるのですが、資料に書き込むのと違って、白紙に一から書き出すのは時間がかかります。

 

ああ!
あああ!

 

画面が次々と変わっていき、ふとしのメモ用紙は中途半端な言葉の羅列で埋まっていきます。

 

早いよ…ペースが!

焦りで文字は歪み、誤字が誤字のまま連なっていきますが、戻って書き直す暇もありません。

 

唇をかみしめながら必死に右手を動かしていると、首筋を汗がすーっと流れました。

 

ヤバい。
のぼせてきた。

 

講演会が始まって30分ほど経過しているにもかかわらず、会場到着時にふとしがかいた汗は引けるどころかかきっぱなし。

 

更には背中と頭に熱がこもり、頭頂部から湯気が出そうなほどカッカしてきました。
更年期障害のホットフラッシュです。

 

思うようにメモを取れないストレスが引き金になったのでしょうか。

 

膝に置いたもふもふのプーさんのひざ掛けが憎らしいほど暑くなってきました。

 

全ては資料がないせいなの…

1時間ほどの講演会。
その間ずっと汗が引かなかった50代更年期の母ふとし。

 

書くとこ無くなったら困るじゃん。

 

そう思って、極小の文字で精一杯とったメモは、A4サイズの紙の上半分にみっちり。
後半力尽きて諦めモードに入ったせいで、下の方には沢山の余白が残りました。

 

そして講演会は終了。

 

のぼせと動悸でぐったりしながら、収まらない腹立ちを紙の下半分に書き込みました。

 

・なぜ資料がないの?
・ぺら紙一枚でいいから講師の氏名と肩書くらい配布できなかったの?
・資料が無いなら無いで、どうしてはじめに言ってくれないの?

無いって言ってくれたら、最初からもっと気合入れてメモとったのに!


せっかくのいい話も、家に帰って夫に共有できるのが部分的なメモだけとは。

 

しかも焦りが滲み出た乱れ書き。

 

講演内容がよかっただけに、ちゃんと家に持ち帰れないのが悔やまれます。

 

たかが資料の一つくらい…。
なれど、更年期のおばさんは怒りの沸点が低い低い。

 

その後に行われたPTA総会と修学旅行説明会中も、心はずっと資料が無かったことへの不満でいっぱい。

 

当然、家に帰って最初に夫に告げたのは
「資料が無かった!」

 

今のふとしに残っているのは、読めないくらい汚くて小さい字のメモと、資料が無かったという無念だけ。

 

強い感情に上書きされて、講演内容は一つも思い出せません。

 

夫よ。
すみませんが、この暗号のようなメモを解読して、さん子の進路に役立つ情報を自分で取得して下さい。

 

もしそれが嫌ならば…。
というか無理ならば、次の講演会は一緒に参加して下さい。
資料が無くても、メモを取らずとも、二人で聞けばそれでいいですものね。

 

うん次からそうしましょう。


ああ…。
なんだか今日はとっても疲れました。
ふぅぅぅぅ…。

 

【過去記事】
今日に限らず、いつだって疲れ切っている主婦ふとしです。

siroihutosi.com

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