皆さんこんにちは。
猫をこよなく愛する主婦しろいふとしです。
しろい家のお嬢様でお姫様で女王様の三毛猫ふーちゃん。
やりたいことをやる。
怒られてもやる。
それが彼女のスタイルです。
秘儀!給水器落とし!
以前からペットボトル型の給水器を使用しておりましたが、最近もう1個追加購入。
受け皿に溜まったお水を猫が飲むと、減った分だけボトルからお水が落ちる仕組み。
こぽこぽと音を立てて落ちてくるお水が面白いのか、3匹ともよく飲んでくれます。
価格はお手頃。
電気も使いませんし、作りが単純なので洗うのも簡単。
安くて良い給水器だなあと、二つ並べてにこにこの飼い主。
しかし、この給水器から一番よくお水を飲むふーちゃんがやらかします。
お水受けの縁に手をかけグイっと引っ張るのです。
かなり強めにグイっと。
ねえ、何がご不満?
床一面水浸し
ペットボトルの中に3分の1ほどお水が入った状態の給水器を、力強く躊躇なく引っ張ります。
飲みやすい高さを考えて子供用の踏み台に乗せてあるため、落ちる時の高低差で激しく床に転がります。
ガゴン!
びしゃん!
ゴロゴロ…
中身が少な目だったのですぐ拭きとることが出来ましたが、びっくりして駆けつけた50代のおばさん飼い主はゼイゼイです。
離れたところで振り返って様子を見ていたふーちゃんは、自分でしたことを忘れたかのようにキョトンとしています。
お水を入れ直して再設置
落ちて空になった方の給水器にお水を補充。
満タンにしたので重みが出ました。
これで落ちにくくなったでしょう。
ふーちゃんも怒られたばかりだから気を付けてくれるかもしれません。
給水機2台を踏み台の上にきちんと並べて、ガタつきがないかも確認。
さあ、中断した夕ご飯の支度に戻りましょう。
流し台に戻り包丁に手を伸ばしたその時、また大きな音がしました。
ガゴン!
びしゃん!
ゴロゴロ…
「まさか?!」
目の前に広がるのは、ついさっき見たまんまの光景。
いえ、水の量が増えた分さっきより被害が拡大しています。
ペットボトルはまだゆっくりと回転を続けていて、その口からはお水がちょろちょろと流れています。
「!!!!」
声も出ないまま雑巾を持って駆けつける飼い主を尻目に、隣の給水器から堂々とお水を飲むふーちゃん。
見れば、出来た水たまりの中に悠々と立っています。
当然おみ足がびしょ濡れですが気にするそぶりもありません。
「もう!どうして何回もこんなことするの!」
小言を言いながら床を拭く飼い主に、ぬれた手足をプルプル振って水滴をかけてきます。
「あら?どうしてお手々がぬれてるのかしら?」
なんてとぼけた顔して、ペタペタと床に肉球の跡をつけながら台所を後にするふーちゃん。
去ってゆくふーちゃんのぷりぷりのお尻を見送りながら、たっぷり水を吸わせた雑巾を握りしめるふとし。
噛んだ唇が痛みます。
下僕の宿命
ペットボトル1本分の水をやっと拭き終わる頃、自由奔放な女王様はニャンモックで毛づくろい。
あー腹が立つ、腹が立つ。
優雅に毛づくろいですか?
小憎らしい。
そんなにふわふわで、もっちりむっちりしちゃって。
触りたくなるじゃないの。
もう!本当に、もう!!
可愛いんだから!
後片付けの代償に、たっぷりモフモフさせて頂いた飼い主。
振り回されればされる程、愛が高まる気がするのはなぜかしら。
どうやら下僕の階段を順調に上がっているようです。
ちょっとくやしいなぁ。
ふふ。
【過去記事】
↓ ふーと他の2匹の写真がたっぷりの記事をどうぞ。
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