ひーくんの抵抗
朝ふとしは、猫たちに少しだけおやつを上げています。
カリカリと美味しく食べた後、ふーちゃんとみーちゃんは、それぞれ好きな場所に行って一休みします。
でも、ひーくんはその後ずーっとずーっとふとしの後をついて歩きます。
時々撫でてあげると、ふとしのお食事タイムまで待って、膝に乗ってくるのですが、ほったらかしておくと直接交渉に来ます。
立ち上がって、ふとしの腰のあたりまで両手を伸ばして催促です。
「ねーねー、だっこー。」
ふとしはこれに勝てません。
抱っこしてぎゅっとしたり、くるくる回ったり、挙句の果てには歌い始めたりします。
こんなことをすると、他の二匹は
「やめてよー。」
って顔をして、さっさと逃げちゃうんですが、ひーくんは違うんです。
ふとし見上げて、うっとり。
ホントですよ。
子猫の頃から、ふとしの愛情を滝行のように浴び続けたひーくんには、心地よい朝の儀式なのです。多分…。
しかし、朝は忙しい…。
そして、ひーくんはなかなか降りてくれようとはしないのです。
降ろしたくはない…
ふとしとて、出来る事なら降ろしたくはない。
離したくはない。
ひーくんを抱いたまま、ずっとラブソング歌っていられたらどんなに良いでしょう。
しかし、出勤時間はどんどん近づいてきます。
さん子も起こさないと、遅刻しちゃいますしね。
結局、床にも降ろせず、違う棚の上とか出窓とかに、ぐいっとお尻を押して降ろすんですが、すぐまたふとしを追いかけ回します。
冷たくできないふとしの心を読んで、追っかけてればいつかまた抱っこしてくれるって分かっているようです。
甘々の飼い主です
人生何があるかわからない。
ふとしの寿命が先に尽きるかもしれない。
だから、極甘の飼い主でもいいんじゃないかと思ってます。
ふとしが抱っこしたい時、ひーくんが抱っこされたい時、どっちも抱っこしよう!
ふとしが撫でたい時、ひーくんが撫でられたい時、どっちも撫でまわそう!
どれだけスキンシップしても、満足は一瞬だから、明日も明後日も抱っこしてなでなでしようね。
ふとしの毎日を、幸せにしてくれてありがとう。
ひーくん。
ふーちゃんも、みーちゃんも。
よし、みんなで一緒にお布団いきましょう。
おやすみなさーい。
↓普段のふとしとひーくんです。
記事中に、「下りる」と「降りる」が混在してました。見直して気が付きました。
今晩修正します。とほほ。
2021.5.24 朝6:57に発見·····。すいません。
そして、2021.5.24夜20:00修正しました。
修正前に漢字の意味を調べましたが、乗り物などからおりる時に使う「降りる」に統一しました。
理由は、ひーくんにとってふとしの腕は、居心地の良い快適な「乗り物」だと思うからです。へへ。
なんかすいません。