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愛はあったし、まだあるかもしれないけれど…

皆さんこんにちは。

最近ますます怒りっぽい50代主婦しろいふとしです。

 

怒りの沸点が下がっている。
だからすぐ怒っちゃうんです。
特に夫に。

余裕がないの

まだイライラはしてない。
でもバタバタはしてる。

 

次から次と用事をこなす。
そのうちにどんどん余裕がなくなってくる。

 

そして最終的にイライラし始める。

 

そういう流れが日常的に何度もあります。
そして、そんな悪いタイミングに何かしちゃうのが夫。

 

連れ添って何十年。
いまだに妻の精神状態を読めないんですね。

 

いやいかん。
夫のせいにするのは止めましょう。
反省反省。

妻としては八つ当たりのつもりはないんです。
正当な理由があるつもりなんですが…。

 

でも

 

なにも言い返さない夫に口調を荒らげて怒ったり。
不機嫌そうな目付きで口数が少なくなったり。

 

もし職場だったらパワハラですね。

 

自分が家庭内パワハラの加害者かと思うと自己嫌悪でせつなくなります。

なんで言い返さないんかしら

「うんうん。」
「そうだね」
「うーん。」
「そうかなぁ。」

 

妻が怒っていても、泣いていても。
いつも短い相槌を繰り返すばかり。

 

なにか言い返せばいいのに。
ガツンとね。

 

でも夫は本能で知っているのでしょう。

 

言い返せば怒られると。
言い返せば長くなると。

 

顔を下げ、目線を下げ。
気配を殺して嵐が過ぎるのを待つ。

 

夫はお利口さんなのかもしれないけれど、結局はその場しのぎ。
妻の不満の根本は解消していません。

 

聞き流され
問題は解決せず
モヤモヤはのこり
次第に蓄積されてゆく…

 

夫婦関係は徐々に悪化していきます。

 

もうっ!

 

喋ったらいいのに。
俺のせいじゃないよ、とか。
そっちが悪いんでしょ、とか。

 

一回ぐらい口喧嘩でもしてみれば、お互い言いたいこと言ってスッキリするかもしれませんよ。

と思ったら喋った

「次からサンドイッチ作んなくていいよ。」
キッチンで洗い物をしながら夫が言いました。

 

 

毎日のお弁当に一緒に持たせているサンドイッチの事のようですが…。

 

どゆこと?

 

「なんで?お腹すくじゃん。」
「なしでやってみるよ。足りなかったらどっかで買うし。」

 

ははーん。

 

どうやら以前に書いた妻のブログを読んだみたい。

 

【過去記事】
↓ サンドイッチを作り忘れた時のお話です。

siroihutosi.com

 

夫に指摘されて腹が立ち、イラついて逆切れしたんでした。

 

その時の怒りをそのまま書いたブログを読んで夫の繊細な心が傷ついたのか····。

 

今までだって妻のいろいろな不満をぶつけたブログを読んできた夫が、ここに来て初めてのリアクションです。

 

それにしても、怒るとか言い返すとかだったらいいのに、なんで引くんでしょう。

 

 

「作んなくていいよ。」
なんて…。

 

 

あくまでも妻と同じリングには上がらない夫。
いつだって不戦敗を選択して戦いになりません。

 

しかも一度決めたら返事は1つ。

 

あれこれ話してみますが
「サンドイッチはいらない」
の一点張りです。

そういうんじゃなく·····

何かあった時、押すか引くか。 

 

つまり

 

改善するための行動をとるか。

 

それとも

 

距離を置いて被害を被らないようにするか。

 

夫は後者です。


恐らく
「君子危うきに近寄らず」
がモットーでしょう。

 

でもね、そういうんじゃなく。

 

引くんじゃなくて、その逆。


もっとこう…かかって来いよ!って

 

思って…
思い続けて20数年。

 

ああもう…馬鹿だねえ。
自分が愚かで泣けてきちゃう。

 

妻ふとしは、夫がリングに上がる日を一体いつまで待つつもりなのでしょう。

シェルターの中の夫

固く閉ざされた天岩戸(あまのいわと)の前でふとしが裸踊りをしても、夫は中から一歩も出てくることはないでしょう。

 

絶対安全な自分の陣地。

 

ここから出ればファイティングポーズの妻が待ち構えています。

 

戦って傷つくくらいなら、最初から白旗をあげる方がいいとのお考え。

 

妻の考えに頷き
妻のルールに従い
妻の為に働く

 

それで戦いは回避できています。

 

もし我慢できない時が来たら、今回のように「あなたは不要です」と示し、更に距離をとってシェルターの奥に籠ればいい。

 

あの手この手で呼び出そうとする妻の言葉を拒否して
「いらない」
「いらない」
と繰り返せばいい。
じっと堪えて待っていれば、そのうち妻も諦めるだろう。

 

でもね、あなたは知らないの。

 

妻の態度が普通になったからって、怒ったり悲しかったり寂しかったりした気持ちがなくなったわけではないんです。

 

見えないところに一旦しまっただけ。
いつでも取り出してその気持ちを再確認できるんですよ。

 

そしてその痛んだ気持ちをちょっとずつ引っ張り出して、ため息をつきながら眺めてまた隠すのです。

 

何度も何度も·····。

 

まだ若く従順で優しかった妻が、歳を重ね、反抗的で怒りっぽく皮肉めいたおばさんになった訳を夫は考えたことがありますか?

そして妻は諦めた…?

結婚して数年が経ったころ。

 

我が家の夫婦円満は妻の努力で成り立っている。
と、妻は思いました。


では、その努力をやめたらどうなる?
夫は妻の気持を自分に向けようと努力するだろうか。

 

そうだといいな。
やってみよう。

 

それなのに実際は、ただひたすら家事を手伝う夫が誕生。
むしろ、沢山家事を担っていることを免罪符に妻の気持ちにはますます無関心。

 

面倒くさいんでしょう。
知りたいと思わないんでしょう。

 

そうは思っても諦めきれず、イラついてイラついて…。
そしてそのまま何年もたってしまいました。

 

しかしそろそろ潮時か。

 

最近の妻ふとしはただのパワハラおばさんに成り下がっておりますし。
自己嫌悪で嫌気がさしておりますし。

 

それに

 

距離はあるけれど、その分余計ないざこざがないことを考えれば夫婦円満と言えなくもない。

望んだ形の円満ではないけれど、老夫婦なんてこんなもんかと思えなくもない。

 

最終的には全く会話の無い、年寄りの二人暮らしになってしまうんでしょうね。

どうしようかと思ったサンドイッチ作りもずっと継続中です。
お弁当の脇に置いておくと、夫も黙って持って行ってます。

 

戦いが好きじゃない夫にあわせて、妻ふとしもしばし休戦。

 

期待しない
だから
イラつかない
だから
怒らない

 

そういう生活

 

いつまで持つかは分かりませんがね。
お正月くらいまでは持つかな。

 

いやクリスマスまでかもね。
短いな。
ふふふ。

 

【過去記事】
↓ つい期待しちゃって、そしてがっかりする。その繰り返しなんです。

siroihutosi.com

 

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