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バリウムが嫌いです

皆さんこんにちは。

今年も健康診断でバリウムを飲むのが憂鬱な50代パートのおばさん、しろいふとしです。

 

健康診断は自分のため。
そうは思っても、どうしても好きになれない。

ああ、バリウム嫌だなあ。

バリウム話の特性で、今回のお話は「げっぷ」やら「便意」やらの語句がふんだんにちりばめられております。
苦手な方はここで引き返しても大丈夫ですよ。


もし違う話がよかったら、猫話しとかいかがですか?
↓ 【過去記事】siroihutosi.com

 

健診を受けれるのは幸せ

そもそも
「健診ですよ。受けなさいね。」
って職場から言われるのはとっても有難い話。

 

じゃなきゃ、地域の住民健診に行く必要があります。
そうなれば、○○の検査は何日に××で、△△の検査は何日に◇◇で、という具合に一日じゃすみません。

 

専門の検診センターで、自分に必要な検査が一気に数時間で受けられるってのは助かります。

 

しかしながら、どうしても好きになれない胃がん検診。
あの白い液体の事を思うとげんなりしちゃいます。

待ち時間が長くてソワソワ

嫌だ嫌だと思ってもその日は来ちゃいました。

 

検査のため朝食を抜いて会場へ。
受付をして、検診着に着替えます。

 

専門のセンターだけあって、人の流れはスムーズです。
待ち時間が最小限になるように工夫されています。

 

今年もあれよあれよという間に検査が進み、いよいよ次は胃がん検診です。

 

混んでいたため少し離れた場所に座り、じっと目を閉じて自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

 

待ちます。

 

待ちます。

 

なぜでしょう。
いっこうに呼ばれる気配がありません。

 

ここまでスムーズに来た分、よけいに待ち時間が長く感じます。
しかも嫌いな検査の前なので、とっても気持ちが落ち着きません。

 

やっと呼ばれはしたけれど

胃がん検診は他の検査と違って一人一人に時間がかかるため、ここでの待ち時間は長目だったようです。

 

ふとしより順番が前の人達も、しばらく待ってやっと呼ばれているようでした。


じりじりと時間が過ぎてゆき、やっとのことで検査室へ。

呼ばれたのは嬉しいけれど、やっぱりバリウムはいやだなあと複雑な心境で診察台に乗ります。

 

検査をして下さる放射線技師さんは、落ち着いた話し方の優しそうなおじ様。
毎日何回も同じ説明を繰り返して、さぞや嫌になっちゃってるだろうと思うのですが、それをみじんも感じさせない余裕があります。


慣れた人みたいで安心だわと思っているうちに、いよいよ検査開始となりました。

 

「げっぷは我慢して下さいね。」
と技師さんから発泡剤とバリウムを渡され、飲み方の指示を受けていざごっくん。

 

しかし飲んだ瞬間からもう空気が食道を登ってきす。

 

ヤバい。
げっぷをしないで呼吸をするってどうやるんだっけ?

 

焦りで混乱し始めます。

 

息って…していいんだっけ?

まわれまわれ…

絶えず上ってきそうな空気の塊を感じつつ、呼吸を止めたり唾をのんだりしながらだましだまし。

 

するといつの間にか別室に移動した技師さんから、マイク越しに指示が来ました。

 

「それでは台が横になりますので、その上で右に3回まわって下さい。」

 

胃から出ようとするガスと、肺に出入りしようとする空気の交通整理に躍起になっているなか、50代の重い体を自力で3度も回せと言う鬼のような指示。

 

ああ始まった…。
だから嫌いなんだよね、胃がん検診って。

 

回転の指示はその後も続きます。
全部で何回まわったかなんて思い出せないほどクルクル。

 

いや、クルクルじゃなかった。
ぐっ…、どす…、ぐぐっ…、どどっ…。

 

手足をばたつかせながら必死で体を回す50代おばさんです。

そして検査は終盤


「はい、もうすぐ終わりですからあと少しの我慢です。」
技師さんの優しい声にはっとするふとし。

 

我慢?
って…げっぷ?

 

いつしか「げっぷを我慢する」という最初の指示をすっかり忘れ普通に呼吸。

 

あれほどこみ上げていた空気の塊はどこへ?
もしかして全部出ちゃった?

 

慌てて息を止めてみたりしますが、そんな必要なんてどこにもないくらい胃はスッキリしています。

 

冷や汗たらりで内心どきどきしていると
「はい終了です。もうげっぷしていいですよ。」
と優しい声が…。

発泡剤の追加がなくてよかったなあと胸をなでおろしました。

バリウムは検査の後が大変

やれ嬉しやと検査台からおりると、技師さんから下剤の服用と排便についての説明を受けました。

 

何度も経験していても、下剤のせいでいつ来るか分からない便意を待つのはあまり気分のいいものではありません。

 

実際、その日の午後のお買い物中は、店内で2度ほどふいの便意に襲われました。

 

やはりバリウムの後は自宅待機が一番。
2度目の便意の際は流れる脂汗を拭きながらそう強く感じました。

 

その後自宅で何度もトイレに籠り、結局下剤の効果や飲んだバリウムと完全にお別れできたのは翌々日。

 

ああ、来年のバリウム飲みたくないなぁ。

今からもう嫌な気持ち。
なんだか思っただけでげっぷが出そうなふとしです。
ふ~…。

 

 

【過去記事】
健診も病院も、出来ればなるべく行きたくないものですが…。

siroihutosi.com

 

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