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ふとしを待つみーちゃん

最近特にですが、猫さん達の可愛さに癒されて、嫌なことや辛いことを忘れさせてもらってます。

 

そこに存在しているだけで、飼い主の生きる糧になっている猫さん達。
ふとしはこの子たちを愛して止みません。

 

猫さん達もきっと同じ気持ちのはず。
きっと…。

 

多分…。

 

出待ちは愛の証?

最近みーちゃんに出待ちされてます。
トイレ終わりとか、風呂上りとか…。

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特に、風呂上がりに脱衣所の引き戸を開けると、暗がりに静かにたたずむみーちゃん。

ちょっと怖いです。

 

でも暗くて寒い廊下で、じっとふとしを待っていたのかと思うと、胸がキュンってなります。
しかも、周囲が暗いため瞳孔が開いて黒目ばっちり!

 

可愛さが何倍にも加算されて、ふとしは思わず抱きしめます。

 

しかし、猫飼いの方ならお分かりいただけることと思いますが、風呂上がりの抱っこやお顔スリスリは、恐ろしい事態を引き起こします。

 

分かっちゃいるけど抱っこしたい

そう。
体や顔が猫の毛だらけになっちゃうんです。

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せっかくお風呂に入ったのに、湿った体や顔の周りに毛がくっついて、ふわふわムズムズ。
手で払ったり指でつまんだりするのですが、一向にスッキリしません。

 

「もう、みーちゃんたら。もう…、ぺっぺ。」

みーが抱っこしてくれと頼んだ訳ではないのですが、悪いのはすっかりみーちゃんになってました。

 

ふとしから言わせてもらえば、かわいい子が黒目クリっクリで出待ちしてたら、抱っこしない訳に行かないじゃない?


だからみーちゃんがふとしに抱っこされるのは、みーの可愛さの「業」というもので、ふとしはむしろ被害者なのですよ。うむ。


などと言い訳をしているうちに、そもそも抱っこがあまり好きじゃないみーちゃんは、トトトっと逃げていきました。

 

ふとしを待っていたのに、抱っこは拒否なんてツンデレね。
みーの意地悪さん。

 

そう思いながら廊下を進むと、逃げたみーが追いかけて来て、ふとしの左足元を沿うように歩き始めました。

 

ふとしとみーのクロスロード

「あらあら、じゃ一緒にリビングへ行きましょうね。」

と体をドアのある左方向へ向けました。

 

それと同時に、みーちゃんが体当たりするように、一気に右側へダッシュ

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ふとしとみーちゃんは行きたい方向が交差して、スネでみーの横っ腹を蹴り上げそうになっちゃいました。

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足が当たる瞬間、

「蹴っちゃだめー!!」

と思い、ぐっと足を出すのを堪えたふとしです。

 

でも勢いが殺せずに、みーのぼてんとしたメタボなお腹を、「ぐごごごっ」っと押してしまいました。

 

「んみゃみゃみゃみゃ〜!」

と憤慨するみーちゃん。

でもね、急に飛び出したのはあなたの方でしょう。

ふとしもビックリしたんですよ。

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それにしても、なんで急に右側に行きたくなったのかと、そっちの方を見てみました。

 

みーの気持ち

あぁ、そっかー。

 

右にあったのは、毎朝一緒に遊ぶおもちゃがいっぱい入った壁付けの棚です。

みーはふとしが風呂から出たら、おもちゃで遊んで貰おうと必死だったのでした。

 

 

暗い廊下でいつ出てくるか分からないふとしを待って、
出てきたはいいけど、何か勘違いして抱っこしてきたふとしから逃げて、
その後さっさとリビングに行かれそうになって…。

 

仕方なく体当たりで、分かってもらおうとしたんです。

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「ふとし遊んでー!」

「あそこのおもちゃ出してー!」

 

言葉で伝えられないから、ちっちゃい頭で一生懸命考えたんだね。

 

ごめんね、気が付かなくて。
一日中ずっと家の中なのは、安全ではあっても、退屈なのは間違いないよね。

 

窓の外を眺めて、そこを鳥や虫が通り過ぎても触れる訳じゃない。
追いかけることも出来ないし、次にいつ来るかも分からない。

 

振り向いてお部屋を見ても、いつもと同じ見慣れた空間。
床に落ちているおもちゃのボールも、もう何度も遊んで飽きちゃった。

 

飼い主のふとしが、しまってあるおもちゃを出すかどうか、それを振り回してくれるかどうか、自分が満足するまで遊んでくれるかどうか…。


これはとっても重要なことなんだね。
寒くても、暗くても、その時を逃さないためにじっと待ち続けるほど、とっても大事なこと。

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我が家の階段は、太っちょのみーが降りる時にコケないように、一部滑り止めにマットを貼ってあります。

 

みーちゃんは、いつもその小さなマットの上にちょこんと乗って、ふとしが出てくるのをじっと待ってます。

 

廊下も階段もツルツルで、きっと肉球が冷たいのでしょう。
でもマットに乗ったとて、寒いことには変わりないのですが…。

 

老いに負けるなふとしよ…

食べ物があって、温度管理がしてあるお部屋で、衛生と健康に気配りしてあれば猫さん達は生きていける。


でもみーちゃんはまだ若く、充分に体を使って遊びたいお年頃。
ふとしも毎日遊んでいるけれど、もっともっと遊んで欲しいと思うのでしょう。

 

それに、もしかしたら自分でも気が付かないうちに、猫さんとの時間が減っていたのかもしれません。
50代ふとしは日々老いに向かって生きていますから、じりじりと体力も減ってきてます。

 

「こりゃいかん!」
可愛いこの子たちを守っていくためには、まだふとしは元気じゃないといけません。

 

ふと思い出し、とっておいた古いリボンを使って新しいおもちゃを作りました。
ひーくんとふーちゃんも寄ってきました。

 

途中で何回も息が切れるけれど、体力づくりも兼ねて皆で遊ぼう!
猫さん達が遊んでくれなくて、ふとしだけ「新体操のリボンの演技」みたいになっちゃうこともあるけれど、それでもいいよね。

 

退屈するくらいなら、ふとしの面白い踊りを見てる方がまだマシかもしれない。
ふとしも可愛い観客がいると思って頑張りますよ。

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猫さん達に贈る「猫じゃらしの舞」
毎晩開催予定としたいと思います。


まあ…、でも、その…、あくまで「予定」ね。…ね。ふふ (^-^;

 

 

 

↓ ふとしの独り舞台「猫じゃらしの舞」は、いつもの事なんです。慣れてるんです…。

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