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50代主婦が岩盤浴中に考えることは…

みなさん、こんにちは。
いつもパタパタとせわしない、パートで主婦のふとしです。

仕事で疲れきった二女のに子が岩盤浴に行きたいと言い始めました。
それならば久々にふとしも暖まりに行こうかしら。

 

だっくだくに汗をかいてデトックス
行きましょう、行きましょう!!
さん子も連れて、三人でレッツゴーです。

岩盤浴大好き♪

ふとしは昔から岩盤浴が好きです。
多分体質に合うのでしょう。

 

サウナは何度試しても、すぐ暑さに耐えられなくなって出てしまうのですが、岩盤浴は汗まみれでもうっとりしながらリラックスできます。

 

何が違うのか素人には分かりませんが、とにかく行けば体調が良くなるのでチャンスがあれば是非行きたい。

 

しかし自宅から少々距離があるため、なかなか思うようには行けません。
今回、に子の為と称して自分がノリノリで岩盤浴へと出発しました。

久しぶり過ぎて挙動不審

当たり前のことですが、週末の温浴施設は混雑しています。
一番のピーク時は避けたつもりでしたが、それでも結構な人出。

 

混雑が苦手なふとしは、込み合う出入り口を早く抜け出そうと必死です。

 

受付のお姉さんに「大人3人」と言おうとしますが、お姉さんはふとしを遮るように「チケットを出してください。」

入り口でチケットを購入するシステムのようですが、券売機の前は出入りするお客さんでいっぱい。
券売機が人に隠れて見えないまま素通りしてしまったようでした。

 

なかなか岩盤浴に入れないの

施設内で腹ごしらえをしてから、まずは入浴。
体を洗い、いろいろな種類のお風呂を堪能しました。

 

そしていざ岩盤浴のある上階へ。

 

何度か来たことのある施設ですが、久しぶりだったため勝手が分からず、受付でもらったビニールバッグをどこへ置くべきかと、三人であっちへフラフラこっちへフラフラ。

 

以前はカウンターがあって従業員さんがいたような気がするのですが、今はカウンター自体がありません。

 

ロッカーはあるけれど貴重品用の小さなものだけ。

 

どうしたらいいか尋ねる相手もなく、周りはみんな勝手知ったる常連客の様な人達ばかり。

 

仕方がないのでホールの片隅に寄せて置き、貴重品だけロッカーに入れることにしました。

 

これでやっと岩盤浴へ入れます。
ふぅ、もう汗かいちゃった。

いざ入室!

何室かある部屋それぞれに違うアロマが楽しめるというこちらの岩盤浴
まずは1番手前のお部屋へ。

 

綺麗な白い玉砂利の様な形の石が敷き詰められています。

 

そうそう。
こういうんだったねぇ。

 

喜んで空きスペースに行こうとしますが、通路があっつい!
飛び飛びにマットが敷いてあるので、それをめがけてぴょんこぴょんこと歩きます。

 

これは思った以上に熱い…。

 

一人1枚支給される特大バスタオルを玉砂利の上に敷いて静かに横になりました。
に子とさん子もバスタオルの上に恐る恐る乗ります。

 

親子三人で川の字にねっころび、至福の温熱癒しタイムの始まりです。

瞑想…いえ妄想

バスタオル越しにじんわりと、でもしっかりと背中が暖まってきました。

 

室内の空気は熱気でもわんもわん。


サウナと違って湿気はそれほど無いのですが、鼻から吸い込む空気はかなり温度が高くて、体の中からも暖まります。

 

ボーっとしていると、いい感じに汗がじわっと出始めました。

 

そのままボーっとしてればいいのに…。
暇にまかせてふとしの妄想が始まりました。

 

 

↓ ここからふとしの妄想です。

 

こんなに素晴らしい施設が、我が家の近くにあったらどんなにいいかしら。

 

うーん、そっか!
無いなら作ればいいじゃん。

 

となるとまずは場所だよね。
国道沿いに、いい感じの空き店舗があったかな。
いや、岩盤浴の設備を整えるには改築だと難しい…?

 

なら、ある程度の広さの土地を買って一から作るか。
じゃあ、少しでも地価の安いところがいいね。

 

建築費とかにかかる分を何年で元が取れるのかな。
そうすると入場料はいくらにする?

 

出来れば安くしたいところだけど、経営が成り立たなきゃ元も子もないしね。

 

飲食も入れた方が集客にはいいけれど、自分でそこまでするの大変。

じゃあ既存の施設で既に飲食があるところに、岩盤浴が出来そうな空き土地があるかどうか調べて…。

 

 

時間にしておそらく10~15分程度だと思いますが、既に顔も体も汗だらけ。

 

途中、ギブアップしたに子が退席。
さん子はまだ頑張ってますが、やはり汗だくです。

 

水分補給が必要なので、いったん出ようと立ち上がりますが、頭の中で広がったふとしの妄想は止まりません。

 

収容人数はどのくらい?
駐車場は何台分必要かな。
更衣室のロッカーはどんな配置にすれば使いやすいかな。

 

細々したところまで具体的に考え始め、脳内では素敵な岩盤浴施設が出来上がりつつあります。

素敵な岩盤浴を経営する素敵な経営者ふとし。
楽しい妄想は広がるばかり。

 

体だけではなく、脳みそもかなりホットになってます。

 

妄想は妄想として楽しむ

幾つかある岩盤浴ルームをはしごして、途中何度か水分補給をしながら休憩所にあるコミックスも堪能。

 

再度温泉に入り汗を流してスッキリした後は、三人でソフトクリームを食べてクールダウン。

 

幸せね。
本当に幸せ。

 

やはり自分の家の近くにも岩盤浴が必要だわ。
本気で頑張ろうかしら。

 

そう思ってくるりと見回すと、ホールは結構な広さ。

 

お風呂も広かったし…。
あっ、お風呂は男女それぞれか。
それに岩盤浴は上階のワンフロア丸々使ってた。
駐車場の広さもかなりあったよ。

 

建設費っていったいいくらくらいかかったんだろう。
とてもじゃないけどパートのおばさんが一人で頑張ってどうにかなる額ではないでしょう。

 

 

どうやら冷たいソフトクリームで冷静さが戻って来たようです。

 

しかし、夢も妄想も規模だけはでかい主婦ふとし。
また懲りずに、でっかくて楽しくて欲望だらけの妄想をしに岩盤浴に来たいと思います。

 

考えるだけならタダじゃん!
おっ得ぅ~♪
ふふふ。

 

 

 

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