こんにちは。
日に日に脳みそが緩まって、言いたい言葉がすぐに出ない50代主婦ふとしです。
ゆっくり的確にお話しようと心掛けているつもりでも、家では油断して使っちゃう言葉があります。
「それさぁ…。」
「あの話って…。」
これ、それ、あれ、どれ。
ついつい出てくる「こそあど言葉」です。
突っ込む夫
別に少しくらい、こそあど言葉を使ったっていいと思うんです。
でも夫が妙に厳しい。
普段のんびりとしているように見える夫。
でもふとしが曖昧な表現で話し始めると、途端にスピーディーな切り返しが飛んできます。
夫の脳にスイッチが入るキーワードなのか…。
それとも普段の夫は罠なのか…。
どっちにしても、不愉快極まりない妻ふとし。
「あの」は仕方がないとして
「あの」はね。
漠然としてるじゃないですか。
だから、ふとしが「あの」で話を始めた時、夫に突っ込まれても我慢します。
でも「これ」って言った時には、具体的に何かを指して言ってる時でしょ。
「これ持って行って」
「これ置いてちょうだい」
「これ」って言われて分からなかったら、まずは相手が何を「これ」って言ってるのか探るんじゃないですか。
「これ」と言われてすぐに
「これってどれ?」って言葉で返すのは早すぎません?
怒ってるの?
心当たりと言えば…
夫が何で「あれ」とか「それ」とかに厳しいか考えてみたのですが…。
思い当たることとしたらあれかな。
昔々、ふとしがお嫁さんしていた頃の事。
お姑さんがこそあど言葉を連発で話す人でした。
高齢なので、単語がすぐに出てこないということは十分わかっていました。
何を指してお話しているのか、毎回ふとしなりに一生懸命聞きだしていたのですよ。
どうにもならないとは分かっていても、会話をすること自体が大変で、たまりかねて夫に相談したこともしばしば。
そのことを思い出しているのでしょうか?
お前だって歳を取ったら「これ」とか「あれ」とかよく言うじゃないか、と戒めているのでしょうか?
余計なお世話です。
逆に察してください
仮に夫がふとしに「過去を振り返り自分の態度を反省しなさい」などという気持ちでいるならば、逆です。
一日中何度も何度も、何を指しているかもはっきりしない
「あれよ、あれ!」
「それよ。そこ!」
「あっち。もう少しそっち。違うこっち。」
などという会話ばかりの日々を、10年以上耐えた嫁時代。
ふとしがたまに「あれ」とか言うのに対して「あれでは分からないでしょ。」みたいな返しをするのは、昔ふとしが心底辛かった時の気持を、夫はやはり分かっていなかったのだと思っちゃうのです。
そういう返しが出来ない「お嫁さん」という状態を、我慢して我慢して今に至るってのに…。
言い返すこともあったけれど
そう言えば、こらえきれずにお姑さんに言い返したこともあったように思います。
こらえきれずに、ですよ。
夫がふとしに言い返すなんて10年早いと思います。
ちなみに嫁ふとしが未だに覚えているのは、お姑さんが車の後部座席から急に
「そこ曲がって。すぐ!そこよ。ほらそっち!」
と言われた時のこと。
運転中に後ろから指示される言葉が「こっち」「そっち」「あっち」。
しかも、何で分からないの?的なニュアンスで。
どうにか対応しようとルームミラーを見ても、小さなミラーに映るのは口元だけ。
免許の無いお姑さんには、運転者への指示は難しいのかもと思い
「運転中は振り向けないので、早めに右とか左で教えて下さい。」
と何度もお願いしましたが、それも無駄でしたよ。
繰り返されるのは、やっぱり「こっち」「そっち」「あっち」。
終いには「あれどっちだっけ?」なんて言われることも度々ありました。
夫よ。
こそあど言葉に怒っていいのはあなたではありません。
「婚家」という名の他人の家で、カースト最下層のお嫁さんをしてたふとしにこそ、使う権利と言い返す権利があるのです。
ふとしが「あれ」って言ったら、黙って「あれ」が何か分かるまで聞いてたらいいと思いますよ。
ふん。
あー久しぶりに嫁時代を思い出したら、ものすっごく腹がたったわ。
怒りが収まらないわ。
あー、もう夫にぶつけよう。
よし!
背中に鼻かんだティッシュとかぶつけてやろう。
そうしよう!
チーン。
↓ 天真爛漫なのか、確信犯なのか…。なかなか手強いばぁ様(義母)でした。
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宜しくお願いします。
ふふふ。