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夫の洗濯物を畳む意味があるかどうか悩む

皆さんこんにちは。
夫との距離感に悩む50代妻しろいふとしです。

 

家事の分担が、大幅に夫に移行しつつある今日この頃。
この家の主婦は夫かもしれないと真剣に思い始めています。

夫は働き者

現在求職中の夫は、職探しの傍ら朝から晩までよく家事をして下さいます。
ふとしがパートに行く日も、行かない日も掃除や洗濯をささっとこなす勤勉さ。

 

何だかとっても申し訳なく思うのですが、家事があまり好きではないふとしは、甘んじて夫の奉仕を受け入れております。

 

ぐーたら妻のおかげでいろいろと出来るようになった夫。
今では猫のお世話もお手の物。
カリカリの補充もトイレのお片付けもやって下さるようになりました。

 

ありがたや、ありがたや。

 

洗濯物だって畳んだことあったんですが

以前、貧血持ちのふとしが慢性疲労で起き上がれなかった時、夫が見かねて洗濯物を畳んで下さったこともありました。

 

とてもありがたかったのですが、夫はどれが誰の洗濯物か区別がつきません。
畳んだ洗濯物は一応仕分けがしてありましたが、入り乱れた状態でした。

何度か畳んでもらいましたが、その後丁重にお断りいたしました。
「ふとしがやるので、ほったらかしといてください。ごめんなさい。」

 

深追いはしないタイプなので、やらなくていいと言われた家事には手出しをしない夫。
その後はどんなに山盛りの洗濯物があっても、黙って見守ってくれるようになりました。

 

自分で言ったことなので、溜まった洗濯物をせっせと畳むふとしですが、量が多いと時間も結構かかります。
終わるころにはため息。
溜めた自分が悪いんですけれどね。

タンスにしまわない夫

ここ数年、ふとしは自分の分の洗濯物はタンスにしまいますが、夫の分はカゴに入れたまま置いてきます。

 

意地悪?
そう意地悪なんです。
意地悪をする理由があるんです。

 

昔まだ良い奥さんを目指していた頃は、畳むだけではなく夫の洗濯物をきちんとタンスにしまっていました。
引き出しにきちんと揃えて収め、整理された美しさをうっとりと眺めたりもしてました。
本当ですよ。


しかし今は違います。

 

何故かというと、夫の服の探し方が自由奔放、縦横無尽、立つ鳥跡を濁しまくりだからです。
自由に引っ張り出し、ぐっちゃぐちゃにして戻す、の繰り返し。

 

もう辛抱ならんと、夫の洗濯物は自分でタンスにしまうように言い渡しました。

きれいに整えて収納することの大変さが分かれば、簡単にそれを崩さないようになるのでは?と思ったのですが…。

 

なんと夫は「タンスにしまわない」人になってしまいました。
床置きです。
そしてそこから直に取り出す。

 

あまりの散らかり様を見かねて、何度かしまってあげたこともありましたが、夫は変わらず。
床にあれば床から出し、タンスにあればタンスから衣類を引っ張りだして着用。

 


おまけに一度引き出したシャツやトレーナーも気に入らなければ
「ああ、これじゃないね。」
とそのままぐしゃっと突っ込んでおしまい。

 

場所がどこだろうとやることは変わりありません。

 

この人は、タンスにきちんと衣類をしまう妻の苦労が分からないんだね。
自分でしまう気がないから、今後も一生理解しないよね。
たとえふとしがまた衣類をしまうようになっても、今後もずーっと乱し続けるんだ。
きっと。


そういう悲しくて悔しい気持ちでいっぱいになりましたよ。


そういう訳で、ふとしは夫が床置きするのを黙視することにしたんです。
もう勝手にしてって感じです。

畳んだ洗濯物の扱いが酷い

絶対に片付けてあげるもんかと決意している妻ふとし。
なるべく視界に入れないようにしていますが、今日はなんだかとっても目が釘付け。

 

「こ、これは…。」

 

以前に畳んで置いといた洗濯物タワーを夫がなぎ倒している。
普段よくある光景ですが、その上に見たことのある衣類たちが乗っています。

 

ついさっき、ふとしがため息をつきながら時間をかけて畳んだ洗濯物たちです。
種類ごとに分けて向きを揃えて、カゴの中にきちんと収めたあの洗濯物たち。

 

しまわない夫だけれど、それでも見やすいように探しやすいように、なるべく散らからないようにと丁寧に畳んで揃えておいたあの洗濯物…。
ついさっき…。
ついさっきですよ。
あんなに一生懸命畳んだのに。

それがカゴから出されて、見るも無残に横倒しで置かれています。
下着や靴下などの小物はあちこちに飛んでいます。

 

無駄に怒るまいと決めて、その代わり自分も「やらない」「見ない」を決め込んで数年。
怒りを無の心でやり過ごすスキルを身に着けたつもりでしたが…。

 

思わず怒ったふとし。
もはや口ぐせとなっている「すいません。」を繰り返す夫。
しかし彼はその後もタンスに衣類をしまうことはありません。

 

当然ふとしも代わりにしまってあげたりしませんよ。
散らかって広がってくる夫の衣類をそのままぐいぐい押し戻してやってます。

 

畳み直してなんかやんないし!
タンスにも入れてなんかやんないし!!

 

次また同じ事したら畳んでさえあげないから、とそう強く思う妻ふとし。

 

ああ、冒頭で語った夫への感謝はいずこへ吹き飛んだか…。


その時その時の自分の気持に、正直に生きる自由な50代。
感謝と不満の感情が最大幅で起伏を繰り返しております。
ふぅ…。

 

 

 

↓ 感謝より怒ってることの方が多いかもしれない…。

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