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夫に料理を教えようと決意する50代主婦の理由

みなさん、こんにちは。
最近コロナに感染し、すっかり弱っちゃった50代主婦しろいふとしです。

 

隔離中っていろいろ不便。


家庭内感染が怖いので、妻ふとしの御用聞きは窓口を絞って夫一人に設定。
なるべく他の家族とは接しないように我慢我慢です。

家族感染は避けたい

自分の部屋から出ないようにしていても、トイレやお風呂などどうしても出入りが必要なところもあります。

 

家族に会わないようにするのはもちろん、なるべく何も触らないように注意が必要。

 

無意識の内に目や鼻を触っている可能性のある指先は、ウイルスがたっぷりついているはずです。

 

その手で共有部分を触ってそのままにしていると、あっという間に家族感染が起きてしまいます。

 

スイッチ類のオンオフ、水栓や扉の開閉は手首やひじを使用。

 

とは言っても習慣って怖い。
どんなに気を付けているつもりでも、ちょっと油断した隙に指でスイッチをパチン。

 

慌てて消毒液を吹きかけたティッシュでふきふきします。

しかし、間違えて触ったところはすぐその場で自分が拭くからいいのですが、毎度の食事でふとしが使った食器はどうしましょう。

 

洗って拭いて消毒して。
って誰がする?

夫に頼むしかないけれど…

自分でやれなくはありませんが、体内にウイルスをいっぱい持っているふとしがキッチンに立ち入るのはよろしくありません。

 

これはお世話係の夫に頼むしかないでしょう。

 

しかし

 

隔離部屋の妻に食事を渡し、食べ終わったら下げて、洗って消毒する。
これを一日に三度。

 

出来る?

 

下げ善と食器洗いなら大丈夫。
でも消毒もちゃんとして欲しい。

そしてその食器を、他の家族分と混ざらないように分けて管理して欲しい。
たとえ消毒してても、一緒にしたらいけない気がする。

 

あーなんか不安。
あーなんかきっと無理。

 

おそらく明日の朝にはお皿の一枚くらい混ざって分からなくなってそう。

 

そしてそのことに夫が気づいていない、とかってありそう。
そしたら家族感染の可能性が上がってしまうかも…。

 

体調さえよければ事細かに夫に指示するところですが、なにぶん感染中で倦怠感が強く頭痛もしています。

 

しかも夫への感染の危険性も考えると、会話は最小限にしておきたい。

 

配膳や下げ善、そして消毒。
的確に簡潔に、しかも分かりやすく夫に伝える…。
ああ、熱が上がりそう。

いや待てよ。
そもそも配膳をするそのお料理はどうするの?

諦める妻

「お夕飯何食べる?」
部屋の入り口からひょいと顔をのぞかせて夫が尋ねます。

 


のほほんとした夫の顔。
そもそもこの人はお料理ができないじゃん。
ふとしが食べられるもので、この人が作れるものって何だろう…。

 

「…お豆腐食べたいです。パックに入っているやつそのまま1個下さい。」

 

「それでいいの?」
「それでいいんです。あと残り少しだったお醤油の瓶あったよね。それも下さい。」
「はい。」
「あと割りばしと紙コップ、使い捨てのお皿もあったはず。それも下さい。」
「はい。」

 

お豆腐のパックはリサイクルではなく、今回は廃棄にしましょう。
お醤油の瓶は隔離期間中にふとしが使い切って、治ってから自分で片付ければ問題ないでしょう。

 

なるべく下げ善をしない。

 

取りあえず今回はこれでいいや。
次の食事はまた次に考えて…。

 

しかし「今回はこれでいいや。」と間に合わせた豆腐めし。
結局、その後数回続くことになりました。

隔離中で思考能力も低下中の妻。
お料理もお買い物も、指示がなければ難しい経験不足の夫。

 

組み合わせとしては最悪です。

 

方向転換してもいいんじゃない

自分が隔離された状態で、どうやって家族とその健康を守れるか。
加えて自分自身も養生し、最短で回復する。
難しい問題です。

 

難しい?
というより無理なのでは?

 

そんな難しい道を究める必要がある?
これからもっとヨボヨボになる予定なのに。

 

これはいよいよ夫にお料理を教える時が来たんではなかろうかしら。


今までのように
「疲れているだろうから」
とか
「出来ないだろうから」
などと言う忖度をやめてもいいんじゃない?

 

夫が自分で献立を考えて、お買い物をしてお料理もできるようになる。
そうしないと妻ができなくなった時点で、老夫婦二人どんどん栄養失調の道を進むしかなくなっちゃいます。

 

最初は一緒に買い物に行って、食材の選び方から始めましょう。
そしたら、その食材を一緒にお料理しましょう。

 

道のりは長そうですが、少しづつ少しづつ。

 

まずは妻が弱った時に、お豆腐以外の食材が食べられるように。

そして妻が先に逝っても、夫が自分のご飯を準備できるように、ね。

 

うん、これは夫のためだね。
夫のため。
うん、うん。

 

教えるの面倒だなと思いつつ覚悟した主婦ふとし。
夫よ、観念してついてきてね。
ふふふ。

 

 

 

↓ たまーにするんですよね。自分の分だけとかね。

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