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高校野球の応援と日焼け止め

皆さんこんにちは。
女子高生さん子の母、しろいふとしです。

 

さん子の通う高校の野球部が地区予選を勝ち進み、さん子もその応援へ。

 

日焼けで真っ赤になるんじゃないかとハラハラする母ふとしです。

初の野球応援

母と同じくスポーツにあまり関心のないさん子。
恐らく初めての試合応援。

 

しかも野球となれば屋外です。

 

ヤバいよ。
あの子きっとなんにも分かってないよ。

 

母ふとしがそのことに気が付いたのは、もうすぐ家を出るという時間。

 

タオル!
保冷材も。

あと、水分!!
わー、夜からペットボトル凍らせときゃよかった。

 

急いで2本目の水筒に氷を入れて、本数を増やします。

 

足りるかな?
でも1試合だけだし。

 

2階から降りてきたさん子を見ると、制服ではなく学校指定のTシャツとハーフパンツ。

 

「今日はそれでいいの?」
「うん、いいんだって。」

 

母や姉たちの時は制服で応援していたような気がしますが、これも熱中症対策の一つなのかもしれません。

 

確かに制服で応援するより涼しいでしょう。

 

「ねえ帽子は?」
「もったもった!」

 

うーん。
何だか他にも忘れているものがあるような気がしますがもう時間。
出発しなきゃ遅れちゃいます。

 

いいや。
行っちゃえ。

そうだ日焼け止めだ

車の中で気づいたのは日焼け止め。

 

うわぁ、塗っとかなきゃ大変なことになる!

 

ゾッとして本人に聞くと
「ああ、持ってきたよ。大丈夫。」

 

日の当たり具合では、体調さえ崩しかねない真夏の日焼け。
持っていたことにほっとしつつも、ちゃんと塗らなきゃ意味がないので細かく注意。

 

「顔と首ね。腕と足も絶対!」
「はいはい。」
「あとさ、首の後ろと耳もね。」
「耳も?」
「そうだよ。耳の上の方とかも赤くなるんだよ。」
「へー?」

 

とにかく持ってるんなら塗るでしょう。
最近特に美容関係にうるさくなってきた女子高生さん子。
日焼け対策だって自分できるでしょう…多分。

球場到着

他の子たちは学校集合で、そこからバスで球場へ移動。

 

でも、学校と球場はしろい家の自宅を挟んで真逆の方向。
距離もかなりあります。

 

ということで、さん子は直接球場入りすると先生に申請済み。
仕事が休みの母が、買い物ついでに車で送迎することにしました。

 

しかし道路がすいていたせいか意外と早く球場に到着。
クラスメイトが乗ったバスはまだ着いてないようだったので、車に乗ったまま少し待つことにしました。

 

最初は空きが目立った駐車場。
しばらくすると次々車が入ってきて、どんどん人が降りてきます。
みんなタオルを首に巻いて、クーラーバッグやら何やらを持ってます。

 

この人たちって野球部のご家族かしら。
試合の応援に来たんだなぁ。

 

大きな荷物を持って、日焼け確実な応援席へと進む沢山の人達。
重そうに暑そうにしながらも、試合への期待でワクワクにこにこの笑顔です。

 

しろい家は、自分も娘たちもスポーツとはご縁がほとんどありません。
そのため、屋外での応援という経験もほとんどありません。

 

特にふとしは50年以上インドア派。
娘3人も全員文化部で、大会や発表会があっても大抵は屋内です。

 

県内外のホールや会館を、娘の演奏を聴くために渡り歩きましたが、室内なら何時間でも苦にはなりません。

 

これがもし運動部だったら…。
バレー部とかじゃなくってソフト部とかだったら…。


ありがとう娘たち。
母ふとし、命拾いしたと言っても過言ではありません。

そうこうしている内に、バスが着いたらしいとさん子も車を降りて行きました。

 

ポテポテと歩く後姿を見送りながら、
「試合終わるまで2,3時間か。どんだけ疲れて帰って来るか…。」
と心配しきりの母ふとし。

 

取りあえず自分もお買い物へと出発です。

 

楽しかった野球観戦

途中休憩を挟んで数件目のお店で、さん子から試合終了の連絡が来ました。

思ったより時間がかかりました。
こりゃだいぶ疲れているだろうと急いでお迎えへ。

 

しかし駐車場は、試合が終わって帰りたい車と、次の試合観戦で入りたい車が入り乱れて大混雑。
これは大変だと少し離れたところで待機です。

 

さん子に連絡してみると、クラスメイトと一緒にバス用の駐車場まで歩いて移動中とのこと。

 

別の場所に臨時の第3駐車場が準備されていて、バスはそちらにあると言います。
第1第2駐車場の混雑を見た後だったのでちょっと心配でしたが、こちらは距離がある分車も少なく、スムーズにさん子と合流出来ました。

 

しかし、応援の後ここまで歩いたなら、もうへとへとかしらと思いきや意外と元気なさん子。

 

「いやー、疲れたけどさぁ…、でも野球応援って楽しいねぇ。」
「ん?楽しかったの?」

 

疲れたとは言いつつ、表情が明るいのは応援を楽しんだからなのでしょうか。

 

「ルールとか分かった?」
「それがさぁ、隣の子がすごく詳しくって。」

 

分からないことは、聞けば即座に解説してくれたそう。
そのおかげで試合の流れや、場面場面での選手の動きの意味などが理解できて、みんなと一緒に一喜一憂しながら応援できたと言います。

そりゃあ良かった。
暑い中お日様に晒されながらも、楽しかったんなら良い経験になるでしょう。

 

あら?ところで日焼けの方はどんな感じでしょうか。

腕が真っ赤っか

ふと気が付くと、さん子が腕をさすったり掻いたりしています。

 

「どしたん?」
「日焼けしたかな。かゆいっつうか痛いっつうか…。」

 

見れば肘から手首までの間が真っ赤。

 

「?なんで?日焼け止めは?」
「足には塗ったんだけどさ。」

 

 

???
足?
何で?

 

どっちかって言うと上から塗っていきませんか?日焼け止めって。
まず顔とか首とか。
次は腕で、最後は足とか?

 

というか、塗る順番はどうでもいいけど、とにかく全部塗んなきゃダメじゃない?

 

「ちゃんと塗れって言ったよね。」
「そうなんだけどさぁ。なんかめんどくさくなっちゃって。」

 

ハハハッとごまかして笑うさん子。
聞けば首も日焼けしちゃったそうです。

 

お化粧に興味を持つより前に、まず紫外線対策した方がいいのでは。

 

まあ、めんどくさいという気持ちはよく分かりますけどね。

 

でも50代の母と違って、まだまだ人生これからの女子高生。
シミやシワに泣かないように今から頑張りましょうよ。

 

その後しばらく「腕がかゆい」と言い続けたさん子。
これに懲りて、次からはきちんと日焼け止めを塗るんでしょうが…。

 

さて、次の試合は夏休み中ということで、応援は自由参加。


しかし、拘束力のない学校行事に参加するさん子ではなく、その日は試合のテレビ中継すら無視して昼まで眠り続けました。

「野球応援って楽しいね♪」
と言っていたはずでしたが…。

 

残念ながら試合は大差で負けてしまい、当然ながら次の応援もなくなり、さん子の夏休みはグダグダな感じでスタートを切りました。

 

室内大好き♪寝るの大好き♪な母ふとしに育てられちゃった娘さん子の宿命か。


今後、生活紫外線の防止以外に、日焼け止めの出番が来るのか。

 

まあ、出番ない…かもねぇ。
ふふふ。

 

【過去記事】

ふとしとさん子が喜んで行くのは球場よりココスです。

siroihutosi.com

 

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