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終わらない部活、まだ始まらない受験勉強

こんにちは。
受験対策に取り掛かりたいのに、部活がまだある中学生さん子の母しろいふとしです。

 

↓ 前回の記事はこちらです。

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そして今回はその続編です。

さん子の大会を見に行こう!

思えばさん子が中学に入った頃はもうコロナ過。
部活も学校行事も制限ばかりでした。

 

大会は無観客。
行事は人数制限。

 

さん子がステージで歌う姿は、良くて年に1、2度くらいしか観れませんでした。

 

そのせいで夫もふとしも、娘の大会は終わってから結果を聞くものと思い込んでました。

 

しかし今年はコロナ明けちゃってます。
見れるんですよ、娘のステージが。

 

それに気づいたのが大会の数日前。

 

夫がさん子に聞きました。
「今度の大会は親が観に行ってもいいの?」

 

しかし当のさん子は
「うーん、多分観れると思うけど、いいよ来なくて。」
「なんで?」
「歌うの1曲だし、引退のコンサートで歌うからその時にくれば?」

 

いやいや。
観れるんだったら行きますよ。

 

1,2年の時は、娘の大会の追っかけなんて全然できなかったんですもの。
3年生ならこれで終わりだから、行けるものは行きましょう。

 

「えー?じゃあ聞いてみるよ。多分先生に言えばチケット買えると思う。」
なんて、しぶしぶ感を出しつつも、翌日ちゃんと先生に話してきてくれました。

 

「明日がチケット申し込みの締め切りだったって。買えるね。」
おいおい。
ぎりぎりじゃありませんか。

 

チケットを買い逃し、娘の晴れ舞台を見逃すところでした。
夫よ、えらい。
良く気付いた!

 

どきどきの大会当日

練習やリハーサルがあるさん子はひと足先に出発。
学校に集合して、会場まではバス移動です。

 

さて観に行くチームは、仕事のいち子を除いた3人。
姉のに子と父と母。

 

昔は娘の大会見物に気合の入ってた母ふとし。
偵察も兼ねて他校の発表もしっかり最初から聴いたりしたもんでした。

 

しかし最近は体力と共に気力もゆるく抜けてきてます。
「出番の1時間くらい前に入場すりゃあいいさ。」
と午後からゆっくり家を出ました。

 

会場に着くと、大ホールの出入り口前に人が沢山。
どうやらホールへ入るタイミングを待っているよう。

 

歌っている最中にドアが開閉しないよう、係員がタイミングを見て入退場を管理しています。


「さん子が良く見える席に座りたいんだけどな…。」
混雑具合を考えると、自由に席を選べないかもしれません。

 

出場校が多いので、その家族が応援に来ていれば混み合うのは当然。
ホールの中も混み混みかも。


係員の入場案内を待ちながら、どの辺に座るべきかシミュレーションするふとし。
しかし、事前に娘の立ち位置を本人に確認しなかったため、なかなかプランが立ちません。

 

「だいたいいつもあのへんだから…。」
そうは思っても、ベストと思った位置が最悪だったことが何度もありました。

 

ステージのさん子と観る母の間に邪魔なものが挟まるのです。

 

さん子が前の人の陰にすっぽり収まっちゃうとか。
ふとしの前に座った人の頭や肩でステージが隠れちゃうとか。

 

でも今日は大きなホールなのでステージも客席も階段状。
多分それは大丈夫でしょう。

 

残るはピアノ。
または台に乗る指揮者。

 

デカかったり、位置が高かったり…。
もう、ほんとに邪魔!

 

あっとぉ。
いや、その…。
邪魔ではないですね。
ごめんなさい、うそです。

 

さて入場

係員の指示で大ホールに入った3人は、取りあえず空いた席にそそくさと座ります。

 

辺りを見回すとそれ程混んではいないようです。
これならタイミングを見て移動も可能。

ステージで一生懸命歌う他校の生徒たちを見ながらも、ふとしは席の移動先を気にして落ち着きがありません。

「あそこなら」と思える空席を見つけて移動したのは、さん子の出番の2,3校前。

 

これでやっと落ち着いて我が娘の晴れ舞台を拝めます。

 

さてさて本番

よしきた!
次はさん子だ!

 

出番になり、気合の入る母ふとし。

 

そこへいつもと変わらぬ様子のさん子が自分の立ち位置につきます。

 

曲の出だしから安定の歌声。
今日もよく声が出ています。

 

なんせ自分の部屋やお風呂で好きなだけ歌いまくってる毎日。
家族も聴きなれているので、さん子の声がどれかすぐ分かります。

 

迷いもない。
当然ミスもない。

他の生徒たちも、練習の成果が感じられるしっかりとした歌声です。


熱の入った先生の指揮が各パートのバランスをとり、響きをきれいに合わせていきます。

 

ピアノ伴奏はよく合唱部を指導して下さる外部講師の先生。
夏休み中も何度もレッスンして下さいました。

 

曲も、それを歌う生徒たちの事も良く分かっていらっしゃる。
合唱の層に厚みを持たせ、包み込むように流れをリードして下さっています。

 

先生方のご指導あっての今日のこの曲ですね。
邪魔なんかじゃありませんよ。
おほほほ。

気になる結果は…

ほくほくと満足顔で帰路につく父母と姉に子。

 

結果発表まではまだ時間がありますが、おそらくそう悪くなかったはず。
先に帰って家でさん子を待ちましょう。

 

腹ペコで帰るだろうさん子の夕ご飯に、途中でお寿司をお持ち帰りにして帰宅です。

 

しかし、結果が良かったら嬉しいけれど、受験もあるから母としては複雑。
次の大会へ進出となれば、また練習に力を入れなければなりません。

 

「惜しかったね、良かったのにね。」
なんてあたりで収まるとベストなんだけど。

 

そういう大人の打算まみれの考えでボーっとしていると、ピコンとLINEのメッセージが入りました。

 

合唱部の保護者LINEに速報です。
「金賞受賞!」

 

おおお!
やっぱり!
そうでしょう!

 

リビングで喜び合う父母と姉。

 

続けてまたメッセージがピコン。
「上位大会進出!」

 

おおおおおおおお…!
おお…?
おぅ…。

 

「…ねえ、お父さん。上位大会っていつ?」
一気に不安になる母ふとし。

 

「うーんと…。ああ、9月の末みたいだよ。」
スマホ片手に教えてくれました。

 

9月かぁ…。

 

修学旅行あるし、他の大会もあるし…。
んで、これでまた大会1個増えたのか…。

 

ああ!
他の大会も、入賞したら次の大会あるやつじゃん。

 

10月は文化祭で合唱の発表もあるし。
そこに、出来次第で上位大会も何個か入ってくるのか…。
11月のコンサートで引退っていっても、間に大会挟まってきたらずーっと練習じゃん。

顧問の先生、めっちゃ熱血で絶対手を抜かない先生なのにさぁ。

 

いや、それはいいことなんだけどさぁ。
受験がさぁ。


いや、両方頑張るって本人には貴重な体験かもしれんけどさぁ。

 

それを乗り越えるってことが重要?
でもさぁ。

 

帰宅したさん子に「お疲れさんでした」と労いながら、母娘で苦笑いしてため息。

 

さん子がお寿司を頬張るのを見ながら
でもさぁ。
でもさぁ。
そう何度も繰り返した夜でした。
ふぅ…。

 

 

↓ コロナでね、気力がね、なえちゃったのよね。

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