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猫がとってもお利口さんで困ります

皆さんこんにちは。

もふもふな猫3匹を触り放題。
毎日が天国みたいな生活をしている飼い主ふとしです。

 

ひーくんは頭がいい

長男猫のひーくんは超甘えん坊。

 

おまけにイケメンでお利口さん。
非の打ちどころがないスーパーボーイ。

 

なんですが…。

 

どういう訳かよく吐き戻します。

 

ケコッケコッ

 

なんか出そうですよーっていうえづく音が聞こえてきます。
慌てて受け皿を持って走るふとし。

 

もう出ちゃいますーっていうひーくんの目の前に受け皿をさっと差し出します。

 

するとお皿に驚いたひーくん。
ケコケコしながらもお皿の無い方へと顔を背けます。

 

あー、このままだと床に出ちゃう!

 

すかさずお皿をひーくんの顔の前へ移動。
そのお皿を避けようと、また違う方向へ向くひーくん。

 

いつ出ちゃうか分からない状況の中、お皿と顔の移動が何回か行われます。

 

最後は飼い主ふとしのなけなしの運動神経で何とか受け取りに成功。

 

何度もお皿を差し出されて不本意そうだったひーくんですが、お皿での受け止めを繰り返すうちに気付いたようです。
「お皿に吐くと床がきれい!」

 

お皿を受け入れてくれました

吐いた後はいつも困った顔をして汚れた床を見つめていたひーくん。

 

お皿に吐くと飼い主がさっさと片付けてくれることをお勉強してからは、差し出されたお皿を避けなくなりました。

 

おかげでお皿を持って駆けつけた時の受け止め成功率が格段にアップ。

ただ、猫の行動範囲が広いので、飼い主が駆けつけるのが間に合わない時も沢山あります。
加えて留守にしている時間も長いので、そういう時は諦めるしかありません。

 

お水の入ったスプレーとトイレットペーパーを持ってとぼとぼと片付けへ。

 

さあ、さっさときれいにしちゃいましょう。

見学するひーくん

床の汚れを拭き始める前に、まずトイレットペーパーを2,3回手に巻いてちぎっておきます。

 

くるくる。
ぴり。

 

くるくる。
ぴり。

 

4~5回繰り返して、汚れの周りにちぎったペーパーを配置します。

 

1巻目で汚れの大部分をさっとすくい上げて2巻目の上に置きます、

 

3巻目で残った汚れのほとんどを拭き、1巻目の上に乗せます。

 

床の汚れ跡の上にお水のスプレーをたっぷりかけ、4巻目5巻目を使って仕上げ拭き。

 

必要に応じて更に拭いたり消毒したり。

 

最後は山のように重なった使用済みのトイレットペーパーを持ってトイレに行き、ジャーと流して終了です。

 

一連の流れをいつもそばで見ているひーくん。

見ているだけと思っていましたが、どうやら彼なりに何かを学んだようです。

実践するひーくん

帰宅 → 発見 → 除去

いつものようにこの流れを行っていると、傍にいたひーくんがそっと手を出してきました。

 

猫って汚れを見つけると、砂をかくように一生懸命周りをひっかいて隠そうとしますよね。

 

今回もそうかと思い、
「いいんだよ。今ふとしがやるからね。」
と声をかけました。

 

一旦手を引いて見学を続けたひーくんですが、ふとしがトイレットペーパーをちぎって置き始めるとまたそーっと手を出してきました。

 

「すぐ拭いちゃうから見てていいんだよ。」


ふとしが言い終わらないうちに、ひーくんは伸ばした手をそっとちぎり置きしたトイレットペーパーへ。

そのままペーパーで床を拭くかのように手を動かし始めました。

 

「え?拭いてる?」

 

びっくりしたふとしが大きい声を出すと、その声に驚いてさっと手を引込めちゃいました。

拭こうとした?
見て覚えちゃった?

 

いやいや偶然か…。

 

いやしかしあの動きは…。

 

やはり拭こうとしていた

その後、別の日にも同じ動きをしたひーくん。

 

偉いね。

 

何とかしようと思うだけでも偉いよ。
汚したら片付けなきゃ。

 

うんと褒めてあげました。

しかし、正直に言うとちょっと大変。

 

床拭きで両手がふさがっている時に、決して汚してほしくない猫の手が出てくるって…。

 

もしぴちょんって着いちゃったらどうするの?
もしその手で歩いちゃったらどうしたらいいの?

 

その後飼い主は雑巾持って家じゅうの床拭きしなきゃないですよ。

ひーくんは本当にお利口さん。
でもお手伝いは頑張らなくても大丈夫です。

 

その分「下僕」と言う名の飼い主がきれいにお片付けさせていただきますからね。

ねっ、本当に。
飼い主の留守中に床落ちしちゃったウ〇チとかもね。

 

隠そうとしなくていいんですよ。
近寄らなくていいんですからね。

 

居ないのが悪いの。
すぐ片付けないのが悪いの。

 

全部飼い主が悪いのよ。

 

だから

 

カキカキとかしないでね。
そばに行かないでね。

 

お願いよー。
とほほ。

 

【過去記事】
↓ 猫を飼うのって大変で、でも幸せで…♪
 ああでもやっぱり大変な時もあるんです。

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ぽちりとね♪

カーテンを通れないみーちゃん

こんにちは。
猫に愛されていると信じることで、心の平穏を保っている50代主婦しろいふとしです。

 

しろい家の末っ子猫みーちゃん。

 

天然の困ったちゃん。
家族全員のラブリーアイドルです。

猫ドアが嫌い

猫がよく出入りする部屋に、猫専用の猫ドアをつけているしろい家。

 

冷暖房の季節は戸を開け放しておくことが出来ないので必需品です。

 

しかし猫たちは3匹ともあまり猫ドアが好きではないよう。
出たいけれど通りたくはないといった感じで、猫ドアの前で少し躊躇してから通ります。

 

飼い主の勝手な推測ですが、通り抜けた後に降りてきたフラップでしっぽが挟まるのでは?と思っています。

 

3匹ともしっぽは長目。
なので、すっかり通り抜ける前にフラップがぱたん。

 

しかも猫ドアを通る時、なぜか全員中腰。
背中を丸めて腰を落として、そーっと入って来ます。

 

低い位置で通るとフラップが少ししか開きませんので、その分早く降りてきます。
おまけに通るスピードがゆっくりなのでますますです。

 

いっそ平然と素早く通った方が挟まれにくくなるであろうに…。
そう思いながら、猫たちに伝えるすべもなくただ眺めている飼い主ふとしです。

猫ドアの無い部屋もあるの

全ての部屋に猫ドアをつける予算がなかったしろい家。

 

冷暖房の季節になると、猫ドアのない出入り口にカーテンをかけます。
引き戸を猫の幅分だけ常に開けておくと、上手にカーテンをすり抜けて出入り。

 

猫って頭がいいよね。
ホントお利口さんで助かるわ。

 

そう思っていたのですが…。

 

忘れてました。
しろい家にはみーちゃんがいましたよ。

 

あほ可愛い、天然の愛すべきみーちゃんです。

カーテンも衣替え

夏場は丈の短い薄手のカーテンをかけていた和室。

 

カーテンを引いていようといまいと下は常に開いています。
猫たちもストレスなく通行していましたが、10月に入り朝晩の暖房が欲しくなったためカーテンも床まで届く厚手の物に変えました。

 

とはいっても春までは同じカーテンをかけていましたもの。

 

ひーくんとふーちゃんは
「あー前のにもどしたのね」
ぐらいの反応です。

 

なので、まあ何の問題もなかろうと気にもしていなかったのですが…。

 

ふと気付くとみーちゃんが、閉じたカーテンの前で四つ足ついて佇んでいます。

 

何をしているのだろうかと観察しておりましたが、ただただじっと鼻先のカーテンを見つめております。

 

この可愛いあほの子ちゃんは、またちっさい頭で何かを一生懸命考えているに違いない。
見届けてあげよう。

 

そう思いふとしも息を殺してみーに注目しました。

 

一瞬、みーの肩に「くっ」と力が入ったようでした。
何かを決意した?

 

つられてふとしの肩にも「くっ」と力が入ります。

 

すっと腰を上げたみー。
カーテンに向かって一歩踏み出します。

 

部屋から出るのね。
そして何かをするのね。

 

みーを追いかけるべく、ふとしも立ち上がる準備です。

正面突破…?

真っ直ぐカーテンに向かうみー。

 

真っ直ぐです。

 

 

ねえ、廊下に出るなら壁とカーテンの間をすり抜けないと。

 

ねえ、まっすぐ進んでも切れ目はないですよ?

 

ふとしの心配をよそに、みーは真っ直ぐ進みます。

 

頭を軽く下げ、くくっとカーテンの布地を押していきます。

 

引き戸は半分ほど閉めてありましたので、布地が引き戸に当たってなかなか押し込まれていきません。

 

みーのちっさい頭と体は、壁と引き戸とその間のカーテンにすっぽり収まり、前に進めなくなりました。

「みゃ…みゃ…。」
困ったような悲しい鳴き声もしてきました。

 

何とかしてあげなきゃと腰を上げた瞬間、やっとみーの押す力が勝ってカーテンが下の方から開けていきました。

 

まるで「命からがら」のような勢いで廊下をかけてゆくみーちゃん。

 

あんたホントに猫かい?
あまりのどんくささに、可愛いやらおかしいやら…。

何度もくぐったカーテンでしょうに…

鼻先や前足を使って、壁とカーテンの境目を広げて器用に出入りする猫たち。
何も教えなくてもいつもそうしていた3匹。

 

そうですよ。
3匹とも上手にカーテンをすり抜けていたんです。

 

何でたった数か月でみーだけカーテン通れなくなっちゃうの?
新しいカーテンでもなかったのに。

 

でもその後はちゃんと通っていましたから、きっと通り方を思い出したんでしょうが…。

 

カーテンの前に座ってじっとしていたあの時間、みーは何を考えていたの?


「なんか布がかかったなぁ」って?
「通れないなぁ」って?
「ごはん食べに行きたいなぁ」って?

 

それとも
「おしっこもれちゃうよぉ!」って?

 

切羽詰まって突進したのかな。

なかなか抜け出せなくて怖かったかも。
ごめんね。
まさかカーテンそのものが障害になっていたとは思わなかったんだよ。

 

ちっさくて天然で、可愛いおばかさん。
ああ今日もふとしを笑かしてくれてありがとう。
ふふふ。

 

【過去記事】
↓ 何かと出来ないことが多くって不憫。そこが愛しいみーちゃんです。

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メルティな猫と飼い主の暑い夏

こんにちは。
汗でベッタベタになってる50代主婦しろいふとしです。

 

暑い毎日ですが、ふとしは職場の冷房で冷え冷え状態。
その反動で、自宅ではノークーラーの時間が長いです。

 

そんな飼い主の周りにはトロンととろけまくってる猫たち。

 

ベッタベタとトロトロの一人と三匹です。

 

↓ みーちゃん、とろけすぎておパンツ見えてますよ。
隠して隠して!

猫ってクーラー嫌いなの?

自分の留守中、猫たちの為にいつもクーラーをつけているふとし。

どんなに暑い日でも、クーラーがついていると思うと安心します。
ケチなふとしにしては大盤振る舞い。

 

お休みなどで家族が家にいる時は
「気温上がってきたらクーラーつけてあげてね。」
とお願いしてから出かけます。

 

ところが
「つけてもそこから出て行っちゃうよ。」
と言われること度々。

 

じゃあどこにいるかと言えばひんやりした廊下とか。

 

↓ ふーちゃん、脱力しすぎ。
顔!顔!

 

風通しの良い窓辺も大好きです。

 

↓ 風も入るけど陽も入る。
しかもこの毛量。
暑くはないんでしょうか…。

うーん。
うすうす感じてはいましたが、猫ってクーラー嫌なんじゃない?

 

愛が邪魔して好き嫌いが判断できない

猫たちはふとしが大好き。
休日はふとしの居るところを探して同じ空間で過ごすことが多いです。

 

涼しい部屋でもムシムシの暑い部屋でも、ふとしが居ればそこに来ます。

 

↓ ふとしの傍にじっと待機中の3匹。

だから判断が難しいのですが、この子たちはどっちを我慢しているの?

「この部屋…さぁむぅぅ!」
って思うけど、ナデナデやわしゃわしゃされたいから居るの?

 

「この部屋…あぁつっうぅ!」
って思うけど、お尻トントンされたいから居るの?

 

この子たちの優先順位の上位にふとしがいるのは嬉しいことです。
でも飼い主は、あなたたちの快適性の優先順位が知りたいのですよ。

 

ねえ、何とか言ってちょうだい。

 

↓ 物言わぬ3匹分の圧力にふとしタジタジです。
何をして差し上げたらいいんでしょう…。

猫は無言でとろけるだけ

暑くも寒くもないお部屋がいいんです。
分かってはいるのですが結構難しい…。


しろい家のクーラーの温度設定はいつも高めだから、毛皮をまとった猫さん達だったら寒くはないんじゃないかしら。

 

でもクーラー部屋はやっぱり人気がありません。

 

もうすぐお昼。
クーラー無しでキーボードを打つ汗だくのふとしの周りには、邪魔をするようにわざわざ傍に来る猫たちがいます。

 

↓ 本日はちょっと控えめに邪魔しに来たひーくん。


↓ いつもはこんなです。
絶対キーボードを打たせたくないひーくん。
小さい時からある背中のおハゲちゃんからも、圧を感じるような気がします。


↓ 自由な女みーちゃん。
キーボードを置くスペースが無くなっちゃいました。

とほほ。

 

ねえねえ。
暑くないの?
「…」
かまってほしい?
「…」
おしり叩かれたい?
「…」

 

黙って目をつむる猫たちは何もしてあげなくても気持ち良さそう。

それにしても邪魔だなぁ。
何だかとっても邪魔だなぁ。


邪魔なんだけど…。

 

ああぁ…でも可愛いなぁ。
悔しいことに可愛い!

 

ふとしは堪らずその腹に顔そっと埋めます。
汗でじっとり、てらってらの顔をね。

 

どうなると思いますか?

加齢で衰え中の脳みそは、結果が分かっていても止められない。
いえ、衰えてなくたって猫飼いならばやっちゃうんじゃない?

 

真夏のとろけた猫たちと、暑っ苦しい愛が垂れ流しの飼い主。

どうかどうか。
文句ひとつ言わずに、ふとしに寄り添う猫たちがずっと健康でいますように。

 

どうかどうか。
メルティな相思相愛の日々が、夏も秋も冬も、そしてこの先何十年も続きますように…。

どうかどうか…。

 

 

 

↓ 例えどんなに手がかかっても、愛おしさが目減りしない猫ってすごい生き物です。

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草一本、猫は戯れ夫婦は言い争う

こんにちは。
この先の老後は猫の為に生きようかなあと思う飼い主ふとしです。

 

どうしてですかねぇ。
ねえ、夫よ。

事の始まりは公園の草一本

週末恒例の猫散歩で、ひーくんと公園まで歩いたふとし。

 

ペットの立ち入りを禁止している公園なので中には入らず、入り口付近で匂いを嗅いだりゴロゴロしたり。

 

ひーくんが念入りに地面の匂いを体にこすりつけている間、ふとしはボーっと公園を眺めておりました。

 

すると、そよそよと風にそよぎながらこちらに向かって伸びている草たちが目に入りました。

 

「こういうの猫たち大好きよね。」
試しに一本抜いてひーくんの頭上でフリフリ。

 

おおお。
良い反応きました。

 

目を大きく開いて、右へ左へ草にあわせてお顔を振ります。

これ!いいいんじゃない?

 

買っても買ってもすぐに飽きちゃう猫のおもちゃ。
ふとしの家の中にはもう遊ばなくなったおもちゃたちが溜まっています。

 

これいいじゃなーい!
だってタダじゃん。
しかも無限に生えてくる。

 

時々数本抜いてくれば、ずーっとおもちゃを買わなくていいかも。

ケチンボな50代主婦は大喜びです。

 

猫たちも大喜び

その晩、ふとしのお風呂上り恒例の戯れタイムに公園の草を出してみました。

 

予想以上に猫様たち大ハッスル。

 

みーはしっぽをブワブワにして走り回ります。
普段おもちゃ遊びに反応の薄いふーちゃんもお目目まん丸。

 

最近おとなしめだったシニア入り口のひーくんも久々の大ジャンプ。

 

最後は草がボロボロになったところでお開きとなりました。

 

 

これは…良いものです。
うん。

明日沢山取ってこよう。
そう心に決めた飼い主ふとしです。

 

草を取りたいけれど夕方は大忙し

仕事終わりに買い物をしてお家に到着。

 

大きなエコバック2個の中はぎゅうぎゅうでかなり重たい。

 

牛乳2本も買うんじゃなかった。
そう思いながら車のドアを閉めていると、公園が視界に入りました。

 

あー草!
あーーー取りたい!

 

昨夜の猫様大運動会を思い出し、今晩も楽しい時間を過ごせるだろうと気持ちが上がります。

 

しかし、今はこの両手いっぱいの食材を早くしまわなければなりません。
「後でいっか。公園近いしね。」

 大丈夫、すぐ取りにこれる。
そうは思いましたが、いざ家に入るとそれどころではありません。

 

お腹を空かした猫3匹に追い回されながら、買ってきたものを冷蔵庫に収めます。
待たせていた猫たちにチュールをあげて猫トイレの掃除。

 

買い物で時間が押しています。
すぐ夕ご飯の支度にとりかからなければ。

 

すぐ近くだからすぐ行ける
そう思ったふとしでしたが、夕方の主婦はキッチンから出る事すら難しい。
暗くなる前に公園に行くのは無理そうです。

 

外は真っ暗、心は真っ黒

残業で帰りが遅かった夫も夕食が済んで、ふとしもほっと一息。
うん、今なら公園に行けそうです。

 

しかし、お日様はすっかり沈んで外は真っ暗。

 

近くに街灯はありますが、暗がりの公園でしゃがみ込んで草をむしるおばさんってはた目には怖いかも…。

痴漢に合う様なお年頃ではありませんが、余計なトラブルに巻き込まれないためにも、ここはひとつ夫についてきてもらいましょう。

 

 

ああでも、ふとしの夫は察する心を待たないおじさん。

 

妻の行動をキャッチして
「どこ行くの?もう暗くて危ないよ。ついて行こうか?」
などと気の利いたことを言うはずもありません。


きちんと言葉でお願いしなくては。
「ねーねー、公園に行って猫を遊ばせる草を取ってきたいから、付いてきてください。」
分かりやすく、はっきりと言いましたよ。

 

ふとしもやっと夫に対する接し方を学びました。
というか、とうとう諦めたというか…。

 

まあ、仕方ないこんなもんよ。
よっこらしょっと玄関に向かうふとしに、怪訝そうな顔で夫が尋ねました。

 

「公園?俺は何をするために一緒に行くの?」

 

50歳を過ぎても女心は残ってるのよ

何のために?
そうね、何のためでしょうね。

 

公園は家の窓から見えるくらい近くだし、民家も隣接しています。
街灯の明かりの他に、懐中電灯も持参すれば手元もはっきり。

 

草は数本あればしばらく持つし、細い草なのでたやすく引っこ抜けます。
短時間で用は済むでしょう。

 

人通り、車通りもちらりほらり。

そうね、怖い思いをするような用事ではありませんね。

サンダルをつっかけて、電灯も持たずにスタスタスタスタ。
公園の入り口で、手当たり次第に草をブチブチブチブチ。

 

「おーい」
そこへ非常用のランタンを片手に夫が追いかけてきました。

 

もういいのよ。
すぐに済むんだから。
あなたの言う通りよ。
夫にお願いする役割なんて、ひとっつもありませんよ!

「ついてきて欲しい」だなんて、そんなふざけた甘え心を発動したふとしが悪い。

 

たった数10歩の距離でも、夫と夜の散歩に出かける気分だった自分が愚かで腹が立つ。

 

ああ、なんで一人でさっさと草取りに来なかったんだろうかしら。
こんなに公園は近いのに…。

 

取った草は乾く…妻の心も乾く…

昼間行けばいいのよ。
そう思って数日後、公園で追加の草を取りました。

 

軽く輪ゴムで束ねて、逆さに吊るすとすぐに乾燥してドライフラワーのように。
そこから毎日1本ずつ抜き取って猫たちと遊びます。

 

本数も十分ありますし、すっかり乾いているので長く保管できそう。

 

乾くと長持ち。
草も、妻も…?

無関心がデフォルトの夫と生活を共にするためには、妻の心もすっからかんに乾いちゃった方が楽でいいのかもしれません。

 

分かっちゃいるのですが、まだ乾ききれないおばさんの女心よ…。
あーあ…。

 

 

↓ 怒ること自体が無意味なんだっていつも思うんですが…。

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夜中の2時と朝の4時に起こされる猫飼い

みなさんこんにちは。
体力も気力もガクンと急降下中の50代主婦ふとしです。

 

ただでさえ弱ってきているのに、寝不足も加わって毎日クタクタ。

 

猫のせいなんです。
そう、猫が悪いんです。

猫って夜うるさい

猫を飼っている方にはあるあるかもしれないのですが、ふとしはよく夜中に起こされます。


・ケンカ
・吐き戻し
・トイレの失敗

 

あとは物を落としたり、自分たちがドスンと落ちたり。
大きな物音にびっくりです。

 

ほっておこうと一瞬思うのですが、やはり心配。

 

ケガしてないかな。
具合が悪いのかしら。
手足を汚してない?

 

育児は終わったはずの母ふとしですが、まだまだゆっくり寝かせてはもらえません。

集中砲火みたいな日もある

ちょっと寝不足気味。
明日は仕事だし、今晩は早く寝ましょう。

 

そういう日に限って寝つきが悪い。

 

布団に入って目をつむって。
なかなか来ない眠気を待っているうちに、時間がどんどん過ぎていきます。

 

しばらくしてやっと、うつらうつら…。
それなのに聞こえてきちゃいました。


ケコッケコッケコッ
猫が吐き戻すときの音。

誰でしょう?
寝入りばなのぼーっとした頭で考えます。

 

多分ひーくんだな。
あの子はよく吐くもの。

 

時計を見ると2時過ぎです。

 

よっコラショっと起き上がり、トイレットペーパー片手に現場探し。
多分2,3回はもどすからよく探さなきゃ。

慣れた手つきで2か所ほどふきふき。


どうやら3か所目は無さそうなので、手をきれいに洗い、ついでにトイレにも行って戻ってきました。

 

「ごめんね」みたいに後をついて歩いたひーくん。
吐いた後はスッキリしたのか元気そう。

 

よしじゃもう一回寝ましょう。

ひーくんを呼んで一緒にお布団に入ります。
あまり時間は無いけれど、今からでも頑張って睡眠をとらなければ。

 

5時半ころには起きたいから、後3時間か…。
仕方ないね、さぁ寝よ寝よ。

 

仕切り直しで入ったお布団。
少し冷えた体がゆっくり暖まってきました。
今度こそ眠れそうです。

 

トイレで困ってるみーの気配

ガシィガシィガシィ!

 

静かな室内によく響く砂かきの音。
そしていつまでも続きます。

 

そのうち壁やトイレ周りの床もひっかき始めました。
「こりゃ失敗してトイレの外にこぼしちゃったってやつだね。」

 

隠したいけれど、周りに砂がなくて困ってる感じか…。
ほおって置くとお手々を汚しちゃうかも。

 

「ふー…。」
ため息が出ちゃう。
だってさっきやっと寝たと思ったところだもの。

 

時計を見ると朝の4時。
何も考えないようにして、無の境地で猫のトイレを確認しに起き上がりました。

 

お部屋の照明をつけてトイレを見ると、特に変わった様子はありません。

 

寝る前にお掃除したばかりですが、何か所か用を足した跡が見えます。
でも、粗相はしていないような…。

 

気になって奥の方もよく見ましたが、明確な汚れは確認できません。
「なんなのよう、もう。」

 

念のため一応お掃除はしときましょう。

 

本当は掃除どころじゃなく、かなり深刻な寝不足状態。
もう、さっさと片付けてあと少し横になりたいふとしです。

 

あれこれ気になって

今日がお休みならばよかったのに。
しかし、そううまくは行きません。

 

5時半には起きて朝食やお弁当の準備をはじめなくては。
そんなことを考えると却って気になって眠れない。

 

いかんなぁ。
このパターンは寝ないでしまうやつじゃん。

 

そう思いながら布団にくるまっていると、いつの間にかうとうと。
あぁなんか…やっと…寝れそうな気が…。

 

そのまま寝ちゃえばよかったのに、心配性のふとしは現在時刻の確認をしてしまいました。
ばかだねぇ。

 

壁の時計は朝の5時13分。

寝れる、と言えば寝れる。
いや?どうかな。

 

なんとも微妙な時間です。

睡魔は要らん時に来る

寝坊してドタバタするのは嫌だ。

 

そう判断したふとしは起きることに。
泣く泣くです。

 

だって、夕べあれほど待った眠気が今この瞬間、最高濃度でやってきているんですもの。

 

待ってれば来ない。
要らん時には来る。

 

眠気って、苦手な親戚のおじさんみたい。
「今は来るな!」
と叫びたい。
そんな時ないですか?

一度来れば、半日はお茶のお相手をした近所のおじさん。
おかげでふとしは玄関チャイム恐怖症。

 

そんな昔のことまで思い出しちゃいました。
とほほ。

 

それにしても眠い。


今晩こそ、今晩こそ早く寝ましょう。
今晩こそ…。

 

お願いね、にゃんこちゃんたち。
今晩は静かにして下さいよ。

 

 

↓ 愛する猫様の下僕生活。ちょっぴり大変な時もあります。

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ぺこりです。